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2006/09/29

きょうの読了「殺人の門」(ネタ晴らし)

殺人の門

はっきりいって東野圭吾という作家が分からない。

わたしの場合、結構不幸な主人公であればあるほど自分に置き換えて読んでしまい

何度も途中で読むのを辞めようと思いながら結局最後まで読み終えてしまった。

何度も酷い仕打ちを巧妙に仕組まれ、裏切られていたことに気づく度に

また更に傷つき、でもまたいつの間にか別の手段でどん底に落とされ、

結局どんな終り方になるんだと思ったら、とうとう最後まで彼の呪縛に囚われて、

主人公の人生はなんだったのか、この作者はなにが言いたかったのか、

まったく分からなくなってしまった。

流れ的には「白夜行」と似ているけど、この作品には全く「救い」というものがない。

それにしてもここまで他人の人生をコントロールできる人間がいるとは、

想像がつかない。

はっきりいって他の人にこの作品を読むことを薦めるのは難しいことだが、

幸せでしょうがない、ていう人に、少し免疫をつける意味で読んでもらうくらいかな。

でもできれば読まないほうが幸せな気がする。

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コメント

こんばんは~

これって新刊ですか?
私、東野大好きですよ。

この人の本は、とても暗いし、人間の本質を突いているような
負の部分を書くのがうまいような気がします。
今回もそうでしょうか。

私も読んでみたいです。
俄然読んでみたくなった。。。。。

>Re:樹里亜

最近文庫化された作品で、何度か本屋で見かけて、
買おうか買うまいかしばらく迷ってから購入したもので、
やっぱりそんな雰囲気があったのか、読んでみて
これはヤバイと思いました。

簡単にオススメはできませんが、読む価値はあるのかと
思います。
但し落ち込んでる時には読まないほうが。
調子に乗りすぎてるかなって時に、戒めの意味で読むとか。

投稿: まるこ姫⇔樹里亜  | 2006/09/30 21:32

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