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2006/10/13

きょうの読了「東京タワー」

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

年明けに手に取って、さくじつ漸く読了。

それにしてもここまで掛かるとは。。。

あまりにもいろんな人の”オススメ”で、そうなると天邪鬼な気性が災いして、

手に取るまでも結構かかって、漸く手に取ってからもなかなか読み出せず。

やっと読み出したと思ったら、なぜかなかなか話が見えず、なんでみんなあんなに

「泣ける」っていってるのかと不思議で、また中断してしまう。

ボストンにも持っていったんだけど、そこでも少ししか進まず、

こちらに戻ってから漸く真剣に読み出して、それからはあっという間に読了。

マー君とオカンが同居した辺りからだんだんと、「ああ、ここからが泣き所なんだ」と

思うと同時に、自分の境遇にだんだんと近づいてくる感じがして、

これがなかなか読み進めなかった原因だったのかと。

マー君もオカンもどちらも本当に苦しい時期を経て最後を迎えたけど、

わたしの場合結局最後まで本当に辛そうな場面をみることなく逝ってもらって、

それも「オカン」の配慮だったのかと、改めて感謝の思いを胸に、

その場面を読みました。

病室でナイターを見たこと。

大好きだったお寿司をお土産に持っていったこと。

マッサージを気持ちよさそうに受けていたこと。

たくさんの癌関連の本。

たくさんのCD。嫌いだったたれパンダ。

元気だった頃よくいった美術館。

弟が買った、車椅子が乗れるような大きなワゴン。

結局は生きて乗ることがなくて病院から家まで送る為だけになったワゴン。

最後の夜、兄弟3人で四本線の川の字で寝たこと。

その場面は電車の中だったので、号泣とまではいかなかったけど、

いろんなことが思い出されて、逆にそういう経験の無い人の方が泣けるのかな、と

ある意味冷静に読めたのかと。

「確実に訪れることがわかっている恐怖。ボクが一番恐れていること」

今もまだ実感が沸かないけど、その恐怖を和らげてくれたのもやっぱり

母親の愛情だったのかな。

わたしの歩き方がいつも変だ変だと言われたことがなぜかずっと気になっていて、

それ以来どうしたら綺麗な歩き方になるか、日々努力?して、

今では少しはサマになってるかなと思ってるんだけど、どう見えるかな?

お母さん。

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「読了」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです、Naripon氏の所から飛んで参りました。
実は毎日貴殿のブログを拝見しています。
衣替えしたんですね、何だか冬っぽくて嬉しいです。

トーリ監督の件では意見が分かれましたが、YKのファンであることは一緒ですので今後ともよろしくお願いします。
今日の虎・寅・とらは観ませんでしたが(あと一勝)、田口選手のHRは立派でした。ファンではありませんがちょっと誇らしかったですね。

東京タワー頑張ったんですね。実は私も本棚にはあるのですが手が出なくて、この手のタイプでは
ダビンチ・コードがそうなんです。字も大きいし読めない事はないのですが、手が伸びません。ウ~ンDVDが先かもしれません。
樹里亜氏の好きな作家の中に逢坂剛さんがありましたね、私も百舌?シリーズだけは頑張ったんですが結局終了したのでしょうか。

ブログ楽しみにしていますから、季節の変わり目体調に気を付けて下さい。また・・・・

>Re:樹里亜

こちらでは初めまして、そしていらっしゃいませ。

私もたまたま田口のホームランを見られて、2-2って
ある意味凄いですね。なぜレギュラーになれないんでしょうね。

わたしもなかなか「ベストセラー」に嫌悪感を抱いてしまって、
「ダビンチコード」も全く関わっていません。
「東京タワー」も大分遅れて読んだんですが、
あまりにも状況が似ていてちょっと辛い面もありました。
でも読んで良かったと思ってます。
雪娘さんもぜひ「読破」してみてください。

「百舌」シリーズは全部読みましたが、終わりが見えませんね。
やはり3作くらいで止めておいた方が。
「新宿鮫」も最新刊が出ましたが、読もうか文庫化まで待つか。
悩みどころです。

また遊びに来てください。
(なりぽん師に痛いところを指摘されてしまいました。。。)

投稿: 雪娘⇔樹里亜 | 2006/10/14 14:16

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