« 来年の継投 | トップページ | きょうの逆輸入 »

2006/12/01

きょうの読了「亡国のイージス」(ネタばれ)

亡国のイージス 上  講談社文庫 亡国のイージス 下  講談社文庫

原作小説とその映画化、ドラマ化。

原作漫画とそのアニメ化、実写化。

先日のテレビ放送された映画化作品「亡国のイージス」。

見たときはそれなりに感動もし、実際の艦船を使った映像も凄いと思ったけど、

原作を読み終わっての感想は、原作の一割も描けてない作品だったんだと感じて、

やっぱり大作小説の映画化はありえないな、と実感してしまいました。

行と仙石、宮津と竹中、渥美と宮津夫人、ヨンファとジョンヒ、安藤と宗像。

特に最後の行と仙石の再会の場面までカットして、一体何を表現したかったのか。

無理なものは無理と諦めて、今後は映画化なんて馬鹿なことは考えないで欲しいと。

かつては「ホワイトアウト」を読んで感動し、当時は好きだった織田雄二がぜひ

自分が主人公で映画を作って欲しい、といって作った映画を映画館で見て、

あまりの酷さにそれ以来織田雄二も嫌いになったことがあり、

本作も先に原作を読んでいたら絶対ブチギレテたであろうと思って先に見て良かったと。

今まで唯一原作を厳密に追ってさらに映像として面白みを増した作品としては

「羊たちの沈黙」だけだと思っていますが、

これ以上の成功作品にはまだ出会ってません。

でも映画を先に見て良かったと思って原作を見てガッカリってことはないので、

良い作品に出会うきっかけ作りという意味では存在価値があるのかな。

「サトラレ」はやっぱりテレビで映画を見て、すぐに原作を読んでさらに感動し、

ドラマ化作品に怒りを覚えと、結構振り回されましたが。

今は「DEATH NOTE」と「のだめカンタービレ」をアニメとドラマで見てますが、

まだ原作を読んでません。

どちらもなかなか面白いと思ってますが、漫画の場合絵の感じが思ってたのと違うと

また別物になったりするので、難しくもありますが。

とりあえずそれぞれ終ってから原作を読もうと思ってます。

でも展開を知って読むのはなあ。。。とも思ってるんですが。

きょうは早速福井氏の処女作とその続編としての作品を買いました。

これも楽しみです。

|
|

« 来年の継投 | トップページ | きょうの逆輸入 »

「読了」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
TBありがとうございました。
アマゾンなどでは酷評が多かったこの映画、原作ファンからは、そう言われても仕方ないでしょうね。
私も原作はかなり好きなので、映画を観たあとに手にとって読んでくださって嬉しいです。
ただ映画化するには、原作が重厚でボリュームがありすぎるので、自衛隊のあり方を問うのか、人間ドラマに焦点を当てるのか、パニックアクション映画にするのか、絞って映画化すべきだったんじゃないかと思いますね。
福井さんの他作品は未読なので、また感想楽しみにしています。

>Re:樹里亜

ブラッドさんいらっしゃいませ。

話題になってるのは知ってましたが最近は映画館にはいかず
テレビ放送時にみる感じになってまして今回見たわけですが、
単体で見れば見られるものの、原作を知ってしまった今、
あまりの切りっぷりに改めて驚かされました。

原作→映画で見てたら怒りまくっていたことでしょう。

それにしても原作の深さ、人間関係の機微、迫力、意外な展開には
本当に驚かされました。
行には2度3度と裏切られました(いい意味で)
でもあの驚きは原作で知りたかった。

今後は処女作、第2弾、そしてローレライも読む予定です。
今から楽しみです。

投稿: ブラッド⇔樹里亜 | 2006/12/03 07:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84257/4389258

この記事へのトラックバック一覧です: きょうの読了「亡国のイージス」(ネタばれ):

» 亡国のイージス ★★★☆ [ほんの日記]
最新鋭の防空システムを持つイージス艦“いそかぜ”が乗っ取られた。特殊兵器を東京に向けられ、残された時間は10時間という中で、国家最大の危機に立ち向かう男の姿を描くスペクタクル・エンタテインメント大作。 正直、「もったいない」としか言いようがありません。 あの素晴らしい原作と、豪華な俳優陣でこの程度の映画にしかならないのはどうしてなんでしょう? 確かにそれなりに楽しめました。 それぞれの俳優さんたちの迫力ある演技や、アクション。メッセージ性のあるストーリー。 でも、そのアクション、ストーリー、心理描... [続きを読む]

受信: 2006/12/03 07:20

« 来年の継投 | トップページ | きょうの逆輸入 »