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2007/03/17

きょうの読了「終戦のローレライ」

終戦のローレライ〈1〉 終戦のローレライ〈2〉 終戦のローレライ〈3〉 終戦のローレライ〈4〉

3冊目まではなんとか順調に読み進んでこれたんだけど、

その間に転職をし勤務先が変わって、本来の読書環境「電車内」の

時間的・環境的制約が大きくて一気に進まなくなっていたんだけど、

最後はあまりやらない「自室」での読了となりました。

「第二次大戦と潜水艦と女」

この3つを使って映画の原作を書いてくれ、といった映画監督の思い以上の作品を

書き上げた福井晴敏。

その出来が良過ぎた為に逆に映画が陳腐化せざるを得なくなる、という現象を

産んでしまったけど、そんなことは全然関係ないと感じさせる内容。

「椰子の実」「リンゴの唄」「東京ブギウギ」「月がとっても青いから」「川の流れのように」

その時代を生きたわけではないけど、知らず知らずで聞き覚えのある歌。

ローレライという語は、古ドイツ語の"luen"(見る、あるいは潜むの意味)と"ley"(岩の意味)に由来している。

ローレライというのは、この岩山を表すと同時に、この岩の妖精、あるいはセイレーンの一種でもあり、ドイツの伝承に由来する、多くの伝説群にしばしば結びつけられる。ハインリッヒ・ハイネIch weiss nicht was soll es bedeuten(「何がそうさせるのかはわからないが」という意味)で始まる詩が一番有名であるが、伝わっている物語にはいくつかの形がある。多くの話に共通するモチーフとしては、ローレライとは不実な恋人に絶望してライン川に身を投げた乙女であり、水の精となった彼女の声は漁師を誘惑し、破滅へと導くというものである。

この作品での一つのテーマ足りえる「歌」の存在。

時代を映す鏡とも言われるその存在を経て、語り継がれた「思い」。

とうとうこれで文庫版作品は読み終わってしまったけれど、

暫く冷却期間を経て文庫化を待ちたいと思います。

(書きたいことは山ほどある、ともいえるし、こんな長大作品を簡単には語れない、

とも思えて。。。)

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