« きょうのシンクロ | トップページ | きょうのガセネタ? »

2007/10/31

きょうの読了「ハゲタカ」

ハゲタカ(上) (講談社文庫) ハゲタカ(下) (講談社文庫) ハゲタカ2(上) ハゲタカ2(下) (講談社文庫 ま 54-4)

ドラマを見てから4冊揃えてほぼ二ヶ月。

ようやく読了しました。

原作を読んでみて、改めてドラマの脚本も素晴らしかったことが分かりました。

特に鷲津と螺子工場の関係性はドラマ独自の設定で、見事にストーリーを

生み出していました。

そして原作。

こちらは鷲津対芝野という構図のなかに、二人の女性が絡んで、

それがさらなる深みを生んでいました。

ミカドホテルの再建を受けることになってしまった松平貴子。

鷲津の右腕となりながら一時は敵となり最後は救世主というかお釈迦様のような

存在となったリン。

二人の女性が鷲津政彦という男を影から日向から特殊な関係性の中で

「育てて」いったような気がします。

それにしても会社とはなにか、成功とはなにか、国とは、正義とはなにか。

いままで考えようともしなかった疑問が様々な形で提示され、

その答えを見つけられないままに朽ち果てていく経営陣、企業、そして国家。

膿を出し切るべきなのか、隠し通すべきなのか。

守るべきなのか、壊すべきなのか。

まずはそれを「考える」ことから始める最後のチャンスなのかもしれない。

「破滅(おわり)のはじまり」

この国はもういちど「はじまる」ことができるのか。

|
|

« きょうのシンクロ | トップページ | きょうのガセネタ? »

「読了」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84257/8699416

この記事へのトラックバック一覧です: きょうの読了「ハゲタカ」:

« きょうのシンクロ | トップページ | きょうのガセネタ? »