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2007/10/31

きょうのシンクロ

伊原ヘッドコーチは「大舞台での経験の差」だと言った。渡辺会長は怒りに任せて「落合の方が頭がいい」と監督の頭の中身に言及した。
 それもある。が、クライマックスシリーズ(CS)での惨敗3連敗は「もっと根本的なところに原因があると思います」と巨人OBの評論家、高橋良昌氏がこう言う。

「今季の巨人は高橋由、小笠原、李スンヨプ、阿部の30発カルテットに谷、二岡を加えた自慢の6人衆で打ち勝った。しかし、打撃は水物です。相手投手が良ければ、そうは打てない。狭い東京ドームでのCS3試合で本塁打を打ったのは谷、ホリンズ、二岡のみ。短期決戦に限らず、野球は『1点をどう取るか』が勝敗を分ける。中日にはそれができ、巨人にはその術がなかった」
 中日の荒木、井端の1、2番はファウルで粘り、塁に出れば盗塁、バント、ヒットエンドラン……。何をしてくるか分からないこの1、2番は、走らなくてもリードで投手を揺さぶり続ける。
「だから投手は消耗するんです。4番のウッズにいいように打たれたのは、これと無関係ではありません。投手の川上のバスターが成功するなど、中日は攻撃のバリエーションが豊富でした。対照的に巨人は無策。大砲をかき集めた長嶋監督時代からのツケがきている。巨人は鈴木尚、脇谷など足がある選手をいかに教育していくか。それも大事でしょう」(高橋氏)

 同じく巨人OBの評論家、堀本律雄氏は「野球の質の差、すなわち、選手に対する教育の差ですよ」とこう続ける。
「巨人にも若手投手が育ってはきた。しかし、まだ本当の意味で投手になってない。あるに越したことはないけど、150キロの剛速球なんか必要ない。制球力、配球で十分に補える。それが投球術というものです。それが巨人の投手には決定的に欠けている。だから、例えばウッズのような特定の打者にやられまくる。これはコーチの責任でもある。巨人はこれまで資金力にモノをいわせて、能力の高い選手を集めてきた。その素材の良さが、教育を怠らせた。ダイヤの原石も磨いてやらなければ石ころと同じだ。野手もそう。中日はベンチの采配もさることながら、選手個々がそれぞれの役割を理解し、臨機応変な打撃ができる。それが打線です」
 巨人はチーム本塁打(191本)、総得点(692点)ともリーグのトップ。かたや中日はチーム本塁打(121本)がリーグで5位にもかかわらず、総得点は623点。600点の大台に乗せているのは、リーグで巨人と中日だけである。

この記事の「巨人」の部分を「ヤンキース」に置き換えても全然違和感がない。

野球は『1点をどう取るか』が勝敗を分ける。

来年は違ったヤンキースが見られるのか。(巨人は変わらないかな。。。)

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