« 今季のメンバー(誰が残るの?) | トップページ | きょうの逃避行 »

2008/12/06

きょうの読了「鎮火報」

鎮火報―Fire’s Out (講談社文庫)

解説にもあったけど、意外となかった「消防」小説。

舞台は変わっても作者の思いは変わらない。

先日可決した「改正国籍法」。

作者はこれをどう捉えているのか。

使う「日本人」が悪いのか、違法を承知でやってくる「外国人」が悪いのか。

「日本人」とはなにか。国籍とはなにか。

生きる権利とは、死ぬ権利とは。

日本人であることを、守られることを、当たり前と考えている「幸せ者」。

作者はいろんな作者、作品に影響されてるのか、

今回はちょっと「大沢」チックな主人公で、その「お友達」や「母親」も

どこかで「会った」ような感じだけど、

それぞれ「過去」を引きずりながらも前を向いていこうという力を持って、

不平不満を言いながらも結局は「いい人」なんだろうね。

ちょっとした「想像力」を一人ひとりが働かせれば、

もうちょっとましな社会になるんだろうけど、

そういうことを「気付かせて」くれる作品です。

|
|

« 今季のメンバー(誰が残るの?) | トップページ | きょうの逃避行 »

「読了」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84257/25960285

この記事へのトラックバック一覧です: きょうの読了「鎮火報」:

« 今季のメンバー(誰が残るの?) | トップページ | きょうの逃避行 »