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2010/01/24

きょうの読了「イノセント・ゲリラの祝祭」

イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

結局作者的にはこれが書きたかったんだろうなあ、という作品。

ある意味これはエンターテイメント作品ではない。

結局「事件」らしいものは全く起きない。

「イノセント・ゲリラ」はグッチーでも、火喰い鳥でもなく、「ひねくれ彦根」。

結局厚生労働省の官僚たちに「Ai」を如何に認めさせるか

(認めざるを得ない状況に持っていくか)。

「医療事故調・創設検討会」での狸と狐の化かし合い。

結局グッチーも火喰い鳥もイノセント・ゲリラの手の上で踊らされたのかな?

まあそれを分かった上でしっかり結果を出した火喰い鳥はやっぱり抜け目が無いけど。

でも本作では結構素の白鳥も見られて、

読者的にはシリーズ的に意味のある作品だったのかな?

でもこの作品は映画化は無理だろうね。

配給会社も盛り上がりポイントが彦根の一人舞台の場面しかなくて、

誰を配役に持っていってもなかなかねえ。。

それにしてもオビの文句も無理やりだなあ。。

「霞が関に乗り込み大暴れ!田口・白鳥vs官僚」

「田口・白鳥が厚生労働省で大バトル!息詰まる激論」

って本作の主人公の事は一言も書いてない。。

これを海堂作品の最初に読む人はヤバいかも。。

それにしても日本の解剖率2%ってホントなの?

お塩事件とか、全くスルーされてるんだろうなあ。

犯罪って結局ある種の人間によって作られもするし潰されもしてるんだろうなあ。

医療問題だけではなく、日本の根幹の問題を考えさせられる作品でした。

で、次は「極北クレーマー」かな?文庫化はいつ?

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