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2010/05/03

きょうの読了「ベイジン(上)

ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)

都合三日で読んじゃった。やっぱり惹きつけられるんだよね。

上海万博が始まったのもちょっと「リアル感」があって、一気に上巻読了。

それにしてもここで描かれてる中国の「リアル度」は何%だろう。

国内での格差じゃなくて、富裕層も貧困層も「別の国」のことのようにそれぞれを

「見てない」っていうのがホントのとこ、っていうのが。。

 

『まるで街が漂白されたような』

『その上、厚化粧しているような』

 

これがいまの中国を表す最適な言葉に思えて。。

お話の方は北京オリンピックの開会式に合わせて

世界最大規模の原子力発電所の運開(運転開始)を行う。

その一時間前をプロローグとして、その3年前から物語を振り返っていく。

北京五輪記録映画総監督、原発運転開始責任者(技術顧問)、大連市党副書記。

この三人の視点を使って世界の中の中国、中国の中の世界を

残酷なまでに抉り取る。

国の威信の前には人の命など二の次三の次、という思想の中で作られる

ミクロン単位の精密機械であり巨大な殺人兵器。

下巻もすぐ読みます!

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