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2011/05/18

きょうの再読「天空の蜂」

天空の蜂 (講談社文庫)

「『新陽』に落ちたほうがよかった。そのことにいずれみんな気がつく」

いまさらながら、気付きました。。


 
 
最初に読んだのはおそらく1999年。

でも、先月書かれたんじゃないかっていうデジャビュ感。。

政府、原発関係者、自衛隊、知事、技術者、市民、マスコミ。

小説の通りに現実が起きてる感じで、

なぜ誰も気付こうとしなかったのかと。

といいつつ私自身、こんなことになるとは夢にも思ってなかったし。

でも、作中のマスコミはまだ真相に迫ろうとしてる分だけ大分マシかな。

あと、すぐ先の未来では原発内の仕事は全部ロボットがやるはずだと

書いてあるけど、それもなし。。

明らかに現実の方が小説より劣ってる。

結局どれだけ技術があっても、それを「生かそう」と思う意思が無ければ

何も守れないってことが分かっただけ。

そしてこの状況になってさえ、何も変わらない現在。

日本人はたとえヘリが落ちてても何も変わらなかったのかも知れない。

そういう意味で、東野圭吾は現在の日本人に何重も

裏切られた感があるだろうなあ。。

唯一、現実と作中で際立ってるのは自衛隊くらいか。。

そういえば雑賀は自殺できたのかな?

蜂に一回くらい刺されたからってなにも変わらないのが日本人、なのかな。

(真保裕一の解説、羨まし感満載。

そういえば真保作品に東野が解説ってあったかな?)

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