カテゴリー「読了」の75件の記事

2009/10/24

きょうの読了「陽気なギャングの日常と襲撃」

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

作者初の「続編」ということで、でも元々短編4編だったものを

改変しさらに物語を追記しての作品となったもので、相変わらず捻ってるなあと。

ひとつひとつの会話が後になってボディに効いてくる感じで、

思わず読み返さないと覚えきれない伏線の張り方で。

喫茶店の駄目マスターの奥さんが読んでるうちにだんだんU氏に思えてきて、

勝手にイメージ膨らませてます。

銀行強盗とはいいながら、その部分は全体の10分の1もないんじゃないのかな?

でもそんなことはお構い無しにあっちにいったりこっちにいったり。

でもそんななかでも結局成瀬の手の中で弄ばれてる久遠と響野。

それを冷めた目で見る雪子。こちらもちょっとY氏を思い出させる?

前作は映画化されてるみたいで、こちらに貼り付けようと思ったらペケ。。

響野が佐藤浩市ってのはカッコ良すぎない?

久遠が松田翔太ってのは許せる。もうちょっと線が細いかなとも思うけど。

成瀬が大沢たかお、ちょっと若すぎ。でももういい年か。

雪子はまあそうか、そうなるか。。

まだこちらは見てないんだけど試しに見てみる?

書評を見る限り、キャストはいいけど。。。みたいですね。。

もしかして模倣犯を超える(下回る)出来?

(で、下巻で止まってるやつ、どうしよう。。)

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2009/09/26

きょうの読了「のだめカンタービレ#22」

のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)

大分あいだが開いて、気がついたらもう売られてたって昨日気付いて

きょう急いで本屋へ。

で、いざ読み始めたんだけど、その前を思い出せなくてもう一度#21を。

そうだ、ミルフィーに連れ去られたんだっけ。

で結局いきなりのロンドンデビューで、ミルフィーをこれでもかと振り回しての好演。

その映像がネットにも広がって、謎の「少女」の話題が世界中に。

でも公演後はまさに抜け殻。

悪魔のマネージャ、エリーゼに「巨神兵」扱いされるも、一発も撃てず、

果てはエジプトへの逃避行。

でもそこでもファンに捕まって。

「だからもういいでしょ・・・・・・神様」

一方こちらも振り回された千秋。

ヴィエラ先生にもからかわれつつ、最後にはついに本当の父親まで登場?

それにしてもオクレール先生とミルフィーが知り合いだったとは。

連載の方も最終回が決まったみたいで、長くはないお話、二人の行方、

ゆっくり楽しみたいと思います。

(ミルフィーの「ウィッシュ」ポーズ、決まってます。)

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2009/09/17

きょうの読了「銀河不動産の超越」

銀河不動産の超越 (講談社ノベルス)

久々の新刊で一気に読みきっちゃいました。

1:銀河不動産の超越

2:銀河不動産の勉強

3:銀河不動産の煩悩

4:銀河不動産の危惧

5:銀河不動産の忌避

6:銀河不動産の柔軟

7:銀河不動産の捕捉

8:銀河不動産の羅針

なんかどこかのライトノベル?ってネーミングだけど、

中身はやっぱり森ワールド。

(ちなみに

「憂鬱」「溜息」「退屈」「消失」「暴走」「動揺」「陰謀」「憤慨」「分裂」「驚愕」です)

ミステリ要素はないけど、不思議な雰囲気は相変わらず。

不動産屋久々の新人君、謎の金持ち夫人、彫刻家&作家コンビ、

売れないミュージシャン、夢を追いかける発明家&その娘、

そして謎のベテラン社員(&キーボーディスト)。

ありそうでなさそうでありそうな世界。

環境が人を変えるのか、人が人を変えるのか。

「幸せを築く能力」わたしは持ってるのかな。。

(何となくU氏の生活を思い浮かべちゃいました)

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2009/08/28

きょうの読了「栄光なき凱旋」(上)

栄光なき凱旋〈上〉 (文春文庫)

上、中、下巻と三巻構成で、ようやく上巻を読了。

全部読んだ後で書くまでに忘れそうで、このタイミングで一区切り。

太平洋戦争勃発の時期の日系アメリカ人の境遇を描こう、なんて、

彼しか思いつかないんだろうなあ。

アメリカ人からはジャップと罵られ、日本人からは裏切り者と蔑まれ、

自分の国とは?国籍とは?顔は?肌の色は?信じるものは?

真珠湾攻撃を受けたハワイの日系二世。

ロスのリトル・トーキョーで陽と暗の存在である二人の幼馴染。

奇しくも同じ女性を好きになり、

ひとりは守りきれず、

ひとりは知らない間に自分がその悲劇の発端になる。

それぞれが戦争を機に全く違う環境におかれることに。

まだ三分の一だけど、これからどういう展開になってどんな結末を迎えるのか。

題名からして明るい未来、とはいかないけれど、

夏の間には読みきりたいと思ってます。

(でももう季節は秋?)

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2009/08/14

きょうの読了「謀略法廷」

謀略法廷〈上〉 (新潮文庫)謀略法廷〈下〉 (新潮文庫)

久々のグリシャムだったけど、やっぱり面白かった。

<ここからはネタばれ>

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2009/05/29

きょうの再読「笑わない数学者」

笑わない数学者 (講談社ノベルス)

U氏に触発されて久々の再読。

改めて「よく出来た話だなあ」と。

最近の作品はなかなか一話の中で完結しないのが多かったけど、

この頃はきっちり終わりがあって、でもさらに後々にいろんな伏線が

張り巡らされてるんだろうなあ。

萌絵も初々しいし、先生も結構振り回されてて可愛い。

トリックに結構早い段階で気がついたのは再読だから?

でも最初に読んだときとは全く違う「自分」でもあるし。

最後の言葉、『君が決めるんだ』

重いです。

(気になるフレーズは犀川創平・西之園萌絵(森博嗣)内の好きなフレーズ集245です)

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2009/05/12

きょうの読了「死神の精度」

死神の精度 (文春文庫)

こちらの死神は「林檎」ではなく「ミュージック」がお気に入り。

こちらは7日間の猶予。

こちらは見た目は人間と一緒。

でもちょっと感覚がずれてる?

食べ物の味は分からない。

眠たくならない。

でも空の青には感動する。

『微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い』

嘘には意思があり、誤りにはそれがないから近くはないと思うんだけど。。

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2009/04/28

きょうの読了「Op.ローズダスト」

Op.(オペレーション)ローズダスト〈上〉 (文春文庫)Op.(オペレーション)ローズダスト〈中〉 (文春文庫)Op.(オペレーション)ローズダスト〈下〉 (文春文庫)

ひとりしかいないアドレスを知る者からの一通のメール。

『絶対、絶対、絶対です。帰ってきてください。』

このメールを受け取るまでの長い時間を3冊に亘る長編小説にするなんて

この作家はなんて「贅沢」なんだろう。

でもこの場面を「感じる」為に「我慢」して読んできた甲斐は十分にあったと思う。

この場面を「感じられる」自分の感性も。

こんなメールをもらえるようになるのはいつの日か。。。

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2009/02/21

きょうの読了「陽気なギャングが地球を回す」

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

ちょっと系統が違う?かと思ったけど、やっぱり伊坂ワールドではある。

名前が違っても中身は「彼」っぽい感じがして。

でもちょっと自分の中で「先読み」し過ぎて、

「驚く」タイミングを逃してる感も。。。

でもここまで伏線を全部使い切るのも凄いね。

それにしてもこの作品よくでてくるけど、

好きなのか嫌いなのか?

2001年宇宙の旅 [DVD]

確かわたしも途中退散組。

久々に見てみる?

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2009/02/13

きょうの読了「ゾラ・一撃・さようなら」

ゾラ・一撃・さようなら (講談社ノベルス)

久々に森作品。

日記も更新が終わって、あとは作品のみ。

珍しい表紙だけど、オビのサイズまで決まってて、先生らしいなと。

夏のレプリカ (講談社ノベルス)

こちらに出てきた簑沢素生がでてくるんだけど、

どこまで関連があるのか。。。

こちらの志木は四季とは関係ないよね?

「天使の演習」ってなんだっけ?

と調べたら、

魔剣天翔 (講談社ノベルス)

まさか各務が真智子じゃないよね?

どこまで世界が繋がってるのか。。。深すぎます。

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2009/02/08

きょうの読了「ラッシュライフ」

ラッシュライフ (新潮文庫)

lash、lush、rash、rush。

どれを選ぶかは自分次第。

Esd

結局この作家の作品はひとつの作品ではなく、

かといってシリーズもの、というわけでもなく、

全ての作品が「伊坂ワールド」とでも呼ぶしかないものなのかも。

主人公も一人ではなく、これ、といった結末もなく、

別の作品でまたあの人物が出てきたり、

時系列もあってないような感じで。

それでもなにか一本線が繋がっているようで既視感がある。

まだまだこの世界に浸かっていられる幸せを感じながら。。。

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2009/01/26

きょうの読了「ジェネラル・ルージュの凱旋」

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫)ジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫)

ついにヘリは飛ぶことはなかったけど、いつの日か。

でも絶対に将軍は家定ではない!

少なくともあと10kgは太らないと。

いちいち「俳優」に当てはめる必要もないんだよね。

頭の中で自分でイメージを作るのも読書のひとつの楽しみなのに、

勝手に違う配役を当てるのはもう止めてほしいね。

それになんでもかんでもグッチーと火喰い鳥のお話にもっていくのも。

海堂作品はいろんな伽羅がそれぞれの持ち味を発揮するから面白いんであって

一人に限定なんてとてもとても。。。

でもバチスタファンはやっぱり「二人」に活躍して欲しいのかな?

自分的にはそこまでは期待してなくて、それよりその作品毎に

魅力的な人物が出てくる方が楽しみで。

さらに本作はこちらとの合作でもあって、もう一度両方並べて読みたい気分。

ご丁寧に時系列に解説付きでこれはありがたい。

立て続けの姫宮マジックに火喰い鳥もちょっと影が薄くなる?

(で、姫宮のお名前は?)

最後は下巻の半分を我慢できずに一気読みで、早く「祝祭」も読みたいなあ。

爆弾娘とハヤブサ。最後はハヤブサの勝ちも3年後はどうなる?

(どう考えても沼田委員長が家定じゃない?)

<追記>

今「沈黙」と「凱旋」を両方広げて読んでたんだけど、

結構同じ文章がダブって載ってるんだね。

でも言ってることは同じでも言い回しが結構違う。

凱旋書くときに丸写しはマズイと思ったのかな?

それともあんまり気にせずおぼろげな感じだったのかな?

とおもったら、冴子の病院到着時の報告が微妙に違う。

「沈黙」ではGCS230なのに、「凱旋」では200。

これはどういうこと?

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2009/01/17

きょうの読了「螺鈿迷宮」

螺鈿迷宮 上 (角川文庫)螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

これってくっつけると一枚の絵になるんだね。

それにしてもどこまで世界が広がるの?

世間的には三作目ってことになってるのかな?

でも「ナイチンゲールの沈黙」との時系列が微妙で、

解説でもはっきりしてない。

映画化もされる「ジェネラル・ルージュの凱旋」もどこに当てはまるのか分からない。

その後の「イノセント・ゲリラの祝祭」を読み終わったら

俯瞰図を作ってみるのもいいかも。

mixiのトピックもそんなにまだ盛り上がってないみたいだけど、

もうちょっと待ってみるかな。

で、お話の方だけど、今回も途中から登場の火喰い鳥。

まさか別人?と思わせながら、やっぱりこんな奴は二人といない、

ってことで、さらにいままで話だけだった氷姫がサブメイン?で登場。

で今作の登場人物。

アンラッキー・トルネード、薄闇の白百合、わがままバイオレットと

相変わらず絶妙のネーミング(有吉を超えた?)

でもプリンセス・ターミネーターは圧巻だね。

マタマタ通勤環境が変わって読む時間が激減しちゃったんだけど

家読みをせざるをえない「面白さ」で一気に読み切りました。

でいつになったら追いつくかな?

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2009/01/07

きょうの読了「Q&A」

Q&A (幻冬舎文庫)

考えてみると、人との会話って全て「Q&A」なんだよね。

それにしても恩田氏って独特の雰囲気を持ってるよね。

結局アンサーはなかった感じで終わっちゃったけど、

それは自分で、ってことなのかな。

どこまでが「神の手」で、どこからが個人の意志なのか。

忘れられるから生きられるのか、忘れてはいけないのか。

前に進むことだけが正しいことなのか。

結局疑問しか残らない。。。

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2008/12/29

きょうの読了「重力ピエロ」

重力ピエロ (新潮文庫)

「重力ピエロ」って何?って感じだったけど、

ここまで内容が題名に収斂されてる作品もないね。

兄弟の設定が「魔王」を彷彿とさせて、黒澤と「グラスホッパー」の槿がダブって、

ちょっと不思議で、何故か懐かしさを覚えて。

「罪と罰」は読んだことはないけど、確かに「罰」って何なのかな、と。

社会って?常識って?法律って?秩序って?倫理って?

この100年に一度の大不況をチャンスに変えて、

今までの常識をぶっ壊す奴はでてこないかな?

常識って言われてることはあくまで「自分の中」でのことなんだよね。

ってことは結局「自分」をぶっ壊さないと駄目ってこと。

『本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ』

来年は「世界」をぶっ壊します!

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2008/12/16

きょうの読了「夢をかなえるゾウ」

夢をかなえるゾウ

ドラマ→ネット→原作の順で見て、一月くらい掛かっての読了。

結論。

「動き出さなきゃ何も変わらない」

どんなきっかけがあっても、その場では盛り上がっても、

頭の中だけで満足したらそれで終わり。

小さな一歩でも踏み出さないと何も始まらない。

「情けは人の為ならず」

自分への意識から他人への意識に切り替えることが

回りまわって自分の為になる、ていうかそれしか方法はない!

っていう断言は、信じてみてもいいかも。

結局最後は「愛やん?」

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2008/12/15

きょうの読了「A6ノートで思考を地図化しなさい」

たった100円で願望実現! A6ノートで思考を地図化しなさい マインドマップを超える超簡単ノート術「シンプルマッピング」

半月時間が出来て、何か目標を持たないとと思って、

色々そっち系統の本を見てみたんだけど、

色々迷ってこちらを購入。

読んで満足するんじゃなくて、「活用」できるかどうか、をポイントに選んだつもり。

合わせてこちらも。

Moleskine Plain Reporter Notebook

本来は100円ノートでやるべきなんだろうけど、

巻内紹介で欲しくなって同時購入。

その後、

販促用、粗品用グッズ 名入れボールペンペグシル鉛筆|緑1000本

これが欲しくなったんだけど、一本でいいんだけどばら売りはなし。。。

実家に帰れば親父が腐るほど持ってるんだけどね。

そして、

コクヨS&T 文庫本ノート (Basic) 無地 70枚 レッド ノ-BU17W-R

これこそ「A6サイズ」だったんだけど。

値段も284円で、モレスキンが書き終わったら買う予定。

で全然本の紹介できてないけど、

その世界では有名な「マインドマップ」というのを

より実践的にした「シンプルマッピング」通称「SMAP」という技法を用いて

曖昧な事案を簡単に、具体的に、分かりやすく「アウトプット」する、

っていうのが一番のポイント。

雑でも、完璧じゃなくても、書きかけでも、とりあえず「書き出せ」と。

なんでも「完璧さ」を求める「A型」としてはそこが一番の苦手なとこなんだけど

いざ書いてみると結構書けるもんで。

さらに

http://www.freemind-club.com/

なんてサイトもあって、早速ソフトをダウンロード。

こんなことも出来ちゃうのね。それもタダで。

明日からもうちょっと進めてみたいと思ってます。

あと文末のこの言葉。

確か森博嗣氏も言ってた言葉。

「自分の人生は自分の思ったようにしかならない」

常識も、他人の目も、自分の枠を作る障害物でしかないんですよね。

でもそれから逃れるのって結構大変。。。

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2008/12/06

きょうの読了「鎮火報」

鎮火報―Fire’s Out (講談社文庫)

解説にもあったけど、意外となかった「消防」小説。

舞台は変わっても作者の思いは変わらない。

先日可決した「改正国籍法」。

作者はこれをどう捉えているのか。

使う「日本人」が悪いのか、違法を承知でやってくる「外国人」が悪いのか。

「日本人」とはなにか。国籍とはなにか。

生きる権利とは、死ぬ権利とは。

日本人であることを、守られることを、当たり前と考えている「幸せ者」。

作者はいろんな作者、作品に影響されてるのか、

今回はちょっと「大沢」チックな主人公で、その「お友達」や「母親」も

どこかで「会った」ような感じだけど、

それぞれ「過去」を引きずりながらも前を向いていこうという力を持って、

不平不満を言いながらも結局は「いい人」なんだろうね。

ちょっとした「想像力」を一人ひとりが働かせれば、

もうちょっとましな社会になるんだろうけど、

そういうことを「気付かせて」くれる作品です。

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2008/11/26

きょうの読了「グラスホッパー」

グラスホッパー (角川文庫)

島田作品後ということで、ちょっと軽めを選んだつもりだったけど、

「軽く」はなかったです。

「鈴木」「鯨」「蝉」の三人の視点から描かれる「ハードボイルド」らしいんだけど、

凄惨な場面もある中、なぜか「爽やかさ」も感じて、一気に読み進めました。

前回読んだ「魔王」とはまた違った雰囲気もありつつ、

やっぱり同じ世界観も感じつつ、

この先も「制覇」したくなる作家を見つけたな、って感じです。

『「車」の存在を「無作為に、一万人も殺すテロリスト」として、

「それなのに、車に乗るのをやめよう、とは誰も言い出さない。・・・

大事なのは、利便性だ。命より利便性だ」』

ていう考え方、最近やたらと目に入ってくるんだよね。

常識っていうものがどんどん壊されている現在、

一回リセットすべきときなのかも知れない。

その先達になる作家なのかもね。

次は話題の?「重力ピエロ」を狙います!

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2008/11/19

きょうの読了「暗闇坂の人喰いの木」

暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)

「占星術殺人事件」を読んだのはいつだったか。

多分それ以来の島田荘司作品。

それにしてもどうやったらこんな話が思いつくのか。

真相が判明すれば、「ああ、そういうことなの?」とは思えるけど、

それまではあまりにも現実離れしていて、でも結局「楠」の呪いだったのか?

御手洗氏がどうしても湯川先生とダブっちゃうんだけど、

1994年作で27刷ってそれだけ色あせない作品ってことなんだろうね。

ここのところ朝の電車で寝ちゃってなかなか進まなかったんだけど、

最後は一気に読み進めました。

狂気と天才は紙一重っていうけど、人間程恐ろしい存在はない。

次はもうちょっと明るい作品にしようかな。。。

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2008/11/04

きょうの読了「魔王」(コミック)

魔王 1―JUVENILE REMIX (1) (少年サンデーコミックス)

なかなか面白く構成し直してるんだけど、

いかんせん「絵」が好きになれない。

デスノートの絵だったらもうちょっと惹きこまれるんだけどなあ。

で犬養が「魔王」なの?

そこはちょっと違う気が。

続きはどうしようかな。。。

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2008/11/02

きょうの読了「魔王」

魔王 (講談社文庫 い 111-2)

最近ドラマでやってた「魔王」とは関係ないみたい。

初めて読んだ伊坂作品だけど、ちょっと考えさせられ、不思議な感覚に捕われる。

「魔王」と「呼吸」の二連作となるんだけど、「魔王」がいきなり終わって、

「えっ、これで終わり?」と思ったら「呼吸」に繋がってはいたんだけど

でも「魔王」の謎は未解決のままだし、「呼吸」も微妙なところで終わってるし。

でも何故か読後感はすっきりしてるんだよね。

これってどういうジャンルに分けるんだろう。

ある意味ミステリーではあるけど、本来の定義からすると違うと思うし、

啓発本といえなくもないし。

ちょっと「HEROES」を連想もした本作。

相手の中に入り込んで思ったことを相手に喋らせる自称「腹話術」を操る兄。

そして10分の1の確率までならなんでも当てられる「予知能力」?を持つ弟。

さらに影で首相を「見守ってる」のか?マスター。

今の政治状況、世相、といったことがどんぴしゃで書かれてるんだけど、

解説にもあるとおり本作が書かれたのが

「魔王」が04年12月、「呼吸」が05年7月。

小泉郵政内閣が異常な盛り上がりを見せた時期。

それが失敗だったと分かった今、でも何も変わりそうにない日本社会。

選挙に行っても自分の一票なんて何にもならない、

と思わせることが為政者の思う壺、と分かっててもやっぱり投票しない日本人。

(そして兄と弟とその彼女、って取り合わせが

ちょっと誰かさんのことを思い出しちゃうのは気のせい?)

次にあるであろう衆議院議員選挙。

ちょっと真剣に考えてみますか。

(っていいながらいつになったら解散するのか。CMで国民に視線を送らない

誰かさんは始めから信じてないけど、今の日本に「犬養」はいるのか?)

魔王 1―JUVENILE REMIX (1) (少年サンデーコミックス)

こんなのもあったの?読みたくなってきた。

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2008/10/22

きょうの読了「そして、警官は奔る」

そして、警官は奔る (講談社文庫 た 101-3)

何故「敬礼」に涙腺が引っかかるのか。

受礼者に向かって姿勢を正し、右手を上げ、指を接して伸ばし、ひとさし指と中指とを帽子の前ひさしの右端(制帽を着用している婦人警察官にあつては、つばの前部の右端)に当て、たなごころを少し外方に向け、ひじを肩の方向にほぼその高さに上げ、受礼者に注目して行う。刑事ドラマで、しばしば登場人物の刑事が私服無帽ながらこれを行なうシーンが登場するが、日本の警察礼式においては、厳密には誤り。by wikipedia

「ケイゾク」然り、「踊る~」然り。

なぜかその場面を見ると自然と「グッと」きてしまう。

今回のラストも思わず、電車の中で。

本作こそ「それでも、」じゃないかと思うんだけど、

なぜ「そして、」なのかな?

武本・潮崎コンビに、本作ではさらに和田、小菅の「冷血」「温情」刑事と

どこまで伽羅を生み出すのかと思ったら、

最後には24のニーナ以来の裏切り。

単純に「正義と悪」と色づけられない世の中ではあるけど、

ここまで法と秩序がズタズタに堕ちた時代、

何を信じて生きていけばいいのか。

法律とは悪意を持った人間がその「隙間」をつく為にあるのでは、

と思わせるほど、実際の生活からかけ離れ、

時には足枷にさえなる存在なのか。

誰も困らなくても、人の為になっていても、

法律に違反しているから罰する。

4人の警官それぞれが苦闘し、苦悶し、結局答えは見出せない。

「それでも、」自分にできる事を探し、実行し、それから後悔し、

「そして、」奔るのか。

潮崎には室井氏の二の舞にはなって欲しくない。

どんな「上」になってくれるのか、楽しみです。

<追記>

お互いを尊敬しあっている者同士がするから、

その思いが伝わるのだと思います。

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2008/10/13

きょうの読了「それでも、警官は微笑う」

それでも、警官は微笑う (講談社文庫)

読み終わってから「そういえばこの作者、女性だったんだ」って思い出して、

改めて驚いた次第。

それにしてもこれだけ面白くて、恐ろしくて、緻密で、大胆で、壮大なドラマを

処女作で書いてしまうなんて。

どうしていままで出会えなかったのか不思議なくらいハマリマシタ。

講談社ノベルスは結構チェックしてたんだけど、さらに文庫化したものを

ようやく14刷版で手に取るとは。

でもそのお陰ですぐに続編が読める、と思えば逆に良かったのかも。

作者の思いが潮崎警部補に顕れてるっていうのが私見なんだけど

当たってないかな?

彼が語る数々の「刑事」の名前にすぐにピンとくる自分が

改めて「警察小説」好きだったことに気づかされて。

(でも「岩崎白昼夢」警視って誰?)

「百舌」のくだりは思わず「微笑って」しまいました。

何気な布石ってこと?

潮崎警部補の喋り口調に白鳥厚生労働省大臣官房秘書課付技官を

思い出したのは私だけではないはず。

なんか全然武本巡査部長のことが出てこないけど、

こちらも色んな「武闘派」刑事が混ざり合った結晶みたいな刑事で、

その二人にコンビを組ませる安住課長にちょっと新宿鮫の桃井警部を

思い出させるのも意図的なのかな?

さらに潮崎警部補に「上」を目指させるなんて、

「踊る」シリーズまで絡ませる気?

読了したばかりだけどすぐさま続編が読みたくなりました!

で、「それでも、」の意味とは?

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2008/10/07

きょうの読了「ライオンハート」

ライオンハート (新潮文庫)

恩田陸作品は「ドミノ」が初見だったんだけど、

ジャンルが幅広くて次になにを読めばいいのかずっと悩んでたんだけど、

当たりと言えるかな?

まるで翻訳作品のような感じで、時代もあっちこっちに飛んでって、

始めは何がなんだかって感じだったけど、

いくつかのストーリーを経る毎に徐々に全望が開けてきて、

最後の大団円にはホロリときてしまいました。

それにしてもどれだけ壮大な話なんでしょう。

何人のエリザベスとエドワードが出会ったんでしょう。

その「瞬間」だけの為に生きて、それが色々な世代の「二人」の思い出となって

夢の中で引き継がれるなんて、誰が想像するでしょう。

そして最後には。。。

ライオンハート(紙ジャケット仕様)

こちらも聴いてみようかな。

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2008/09/30

きょうの読了「ミッドナイトイーグル」

ミッドナイトイーグル (文春文庫)

読み終わってから書評や映画の感想を見たら、ズタボロだった。。。

そこまで酷いとも思わなかったけど、確かに都合良すぎ、と思う箇所は

随所にあったけど(やっぱり青木の突然のスパイ大作戦がねえ。。。)、

何が駄目だったのかな。

まあ最後強引なハッピーエンドに持ってかなかったのは評価できると思うけど。

(あれを救っちゃったらそれこそ茶番だけど)

ホワイトアウトを知ってるものとしてはやっぱり臨場感、緊迫感、現実感と

敵いようがないか。

色んなものが混ざり合って、ごちゃごちゃになっちゃったってことなのかな?

「評判の」映画、怖いもの見たさで見てみるかな?

(まあテレビでやったら、くらいでいいか)

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2008/09/23

きょうの読了「虚貌」

虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)

朝の通勤電車で読み始めて、「えっ?」って感じでこれ読んでから仕事?

って感じだったんだけど、「現在」に戻って?からの展開でひとまず落ち着いた、

と思ってたらマタマタ衝撃的な展開になって。

でも読んでいくうちにもしかして?もしかして?っていう予想が嫌な方に当たってって

タイトルの意味も分かって、でもじゃあ「真貌」ってあるの?とも思って。

自分の中の自分の顔と、他人から見た自分の顔。

元気な時の顔と落ち込んでる時の顔。

意識している時の顔と無意識な時の顔。

復讐をしている時の顔と必死に生き返らそうとしている時の顔。

一体いくつの顔を持っていたのか。どんな思いで「行き続けて」きたのか。

これからも生き続けるのか。なんの為に生きていたのか。

被害者が加害者になる、っていう一番救われない話なんだけど、

それでもここまで「善」と「悪」がひとつの体に並存してる人間がいるのか。

どちらかがどちらかを侵食することはなかったのか?

湯本と朱音、朱音と征彦、湯本と守年、守年と征彦。

征彦のせいで陥った恐怖症を征彦が癒すことになるとは。

追っていた犯人が自分の娘と出会っているとは。

どこまでが必然でどこまでが偶然なのか。

読了後にここまで考えさせられるのも珍しいこと。

ちょっと次にいきづらいけど、貯まってるもんで。

(でも次はちょっと「救い」があるやつがいいかな?)

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2008/09/15

きょうの読了「目薬αで殺菌します」

目薬αで殺菌します (講談社ノベルス モF- 43)

久々のGシリーズ第7弾の今作。

でもやっぱり通過点でしかないのかな?

今回は加部谷がかつての萌絵化してたけど、こちらは実らなそう?

でこのシリーズの主役は誰?

近藤刑事もいくつになったのかな?犀川先生にも突っ込まれてたけど。

でもやっぱりほんのちょっとしかでてこない犀川先生の言葉は重みがある。

10作目で何らかの答えが得られるのか。

そのときまた再読して、「えっ?それがあれだったの?」ってことになるのかな?

「アルファベット」がαとβから来てるっていうのを知ったことだけでも

読んだ価値があったかな?

(国枝先生が変わってないのは嬉しい事実。ケーキ一気食い、カッコいいです)

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2008/09/11

きょうの読了「ナイチンゲールの沈黙」(下)

ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

結局上下巻続いてというかたちになったけど、全く別世界に陥った下巻。

火喰い鳥の前に電子猟犬まで現れて、それが因縁ある二人っていうのも凄い話。

グッチーも益々肩身が狭くなる状況だけど、締めるところは締めてくれるね。

二人の歌姫の「凶艶」あり、聴覚と視覚の「共演」あり、

小夜と瑞人、瑞人と由紀、小夜と冴子、冴子と城崎、城崎と小夜。

それぞれが複雑に絡まって、それぞれの行く先が決まっていく。

「私はここにいるよ。」

どこかの歌の歌詞にあったけど、実感・共感の度合いは段違い。

「共感覚」

ちょうどテレビでの特集してて、ちょっとびっくりしたんだけど、

天才が幸福とは限らない、っていう典型になっちゃったかな。

解説欄にもうすでに10作を書き上げてるってあって、

ホントに文庫化が待たれる。

実際本作の発行日は2008年9月19日だからね。

もうちょっと上巻の雰囲気を味わいたかったけど、

そもそもの主役がでてないからね。

で次作の文庫化はいつ?

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2008/09/08

きょうの読了「ナイチンゲールの沈黙」(上)

ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

いつもは上下巻で合わせて書いてるんだけど、

ネタも少ないし、あちらのネタは品切れになっちゃったから、

っていうのは裏向きの理由で、表の理由としてはやっぱり待ちきれないから?

こちらも「○○の○○」っていうジブリの法則が効いてるのか、

売れるだけの理由はあるね。

なかなか事件が起きなくても、グッチーがあんまり目立たなくても、

新たな「女神」が現れてそんなことはどうでもよくなる。

久々に事件云々より様々な会話の方に興味が湧いてくる内容。

それにしてもよくもこれだけ魅力的なキャラクターが生み出せるもんだね。

で今作にも下巻から白鳥が登場するのかな?

でもこの作品は映像化しないで欲しいな。

まあいまさらグッチーを男には戻せないだろうし。

明日からは下巻に突入。ホントは今すぐ読みたいんだけど。。。

(すいませんがもうあちらのネタは書けません、Y氏)

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2008/09/04

きょうの読了「犯人に告ぐ」

犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1)犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2)

一気に読書環境だけは整って、読もうかどうか迷っていた本作を手に取る。

最初の誘拐事件はハラハラしながら読んでたんだけど、

「劇場型捜査」の方はなかなか予想通りには展開せず、

それが最後の最後でようやく「犯人に告ぐ」場面となって

一気に緊迫感が漂うことにはなったんだけど、ちょっと引っ張りすぎだったかな?

模倣犯〈下〉 砦なき者 (講談社文庫)

この二作品の犯人対警察のメディアを通しての臨場感にはちょっと届かなかった。

まあこちらは犯人側が主役っていう感じでもあったけど。

本作は「手紙」でしか「登場」してないからね。その違いは大きかったかな。

で結局「ワシ」は誰だったの?

犯人に告ぐ

こちらの方も色々原作とは違う設定が多かったみたいで、

それもそれって感じだけど、最後の場面くらいは見てみてもいいかな?

でもお爺ちゃんって感じじゃないよね?(映画では子供の設定なのね)

クローズド・ノート (角川文庫 (し37-1))

こちらも同じ作家さんだったみたいね。機会があったら読んでみようかな?

感想は「別に」?

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2008/08/23

きょうの読了「容疑者Xの献身」

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

途中までは読者に全てを晒しているかに見せかけて、

全く思いもよらない結末を提示する。

当たり前ではあるが、だからこそ引っかかる。

「幾何の問題にみせかけて、じつは関数の問題」

それがそこかしこに散りばめられて、彼さえいなければそれは

何事もなく達成されていた。

でもひとつの郵便物がかつての同窓生を結び付けてしまう。

「数学者」

その頭脳さえあれば全てをそこで展開できる。

腕も足も必要ない。

それが幸福なことなのか、凡人には理解できないが、

そんな彼が出会ってしまったのが彼女。

それほどの思いを持てる相手が見つかったことが「救い」だったのか、

「堕落」だったのか、今はだれにも分からないだろうが、

それほどの思いを持たれた身にとってはそれに甘えるだけなんて

逆にできない、というところまでは「計算」できなかったのか。

金メダルを取る、と見せかけて、彼は何を提示したかったのか。

これも彼にしか、否、彼にも分からないのかもしれない。

(堤真一じゃカッコよすぎるっていう判断は映画化に当たっては成されないんだよね。

そこが「切欠」になってる、っていう設定はどう表現してるのか?)

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2008/08/11

きょうの読了「のだめカンタービレ#21」

のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス)

今回の表紙は「声楽」ってこと?初めて楽器が見当たらない。

ゆっくり読もうと思いながら結局一気に読みきっちゃって。。。

千秋&Ruiのラベルが強烈なインパクトをのだめに与えて

ついにのだめからプロポーズ。

でもそれは「逃げ」の一手でも。

そんなタイミングでミルヒに出会って千秋より先にコンチェルトをやることに?

でパリ編テレビアニメが10月スタート?!

こちらも楽しみです。

でホントにやっちゃうの、のだめ?

「美しい音が聴こえるうちに」 意味深です。

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2008/08/03

きょうの読了「再生巨流」

再生巨流 (新潮文庫 に 20-1)

「Cの福音」でデビューした楡周平作品とは一見思えないタイプの作品だが、

読む者を熱くさせて一気に読み進めさせる作品を書く、という点ではまさに

「楡作品」の真骨頂といえる。

キーワードはありふれたものだが、それをいかに有機的に結合し、発展させるのか。

またそれを絵空事に終わらせず、実現に向けてまさに「死ぬ気で」挑み続ける。

運送会社の枠を越え、従来のシステムの流れを生かしつつ、

ある意味単純化、簡素化して、末端の消費者の要望を如何に取り込むか。

投資額を確実に回収し、さらに利益を上げるには、アイデアだけでなく

「駆け引き」というものも必要で、それを避けることなくうまく取り込んで

物語に真実味を持たせる辺りは流石の手腕という感じもある。

なにより主人公の強引なまでのやり方が、出会った若者達の影響を受け

次第に「自分」から「部下」への信頼へと考え方が変わっていく過程が

無理なく感じられて、これからの自分自身の「指針」にもなった気がします。

それにしてもこれだけの様々な分野の実態を把握するだけでも一苦労どころでは

なかったと思うが、それをさらに「エンターテイメント」として発展させる、

その「努力できる才能」に脱帽です。

でこれを実現させる企業は今の日本にないのかな?

「民営化」しただけじゃ意味はないんだよね。

何か変わったのかな?これから変わるのかな・・・

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2008/07/20

きょうの読了「僕のトルネード戦記」

僕のトルネード戦記  /野茂英雄/著 [本]

  

  

もう報償対象外になってこんな小さくなっちゃったけど、中身は大きい。

実家に帰っていつものブックオフで100円コーナーで発見して即購入。

こういう本は一杯出てるけどやっぱり自分の言葉で語られてないとね。

ドジャース移籍一年目の頃の話を語ってるんだけど、

昨日の中継で再演された場面がちょうど思い出されて、

あの笑顔と共に読み進めました。

近鉄退団の真相、オマリー会長との出会い、ドジャースナインとのふれあい、

一年目を送っている間のマスコミの対応と自分自身のホントの気持ち。

「いいボールを投げる」ただそれだけ。

結局はこれひとつなんですよね。

勝ち星がつこうが、数字が増えようが、ノーヒットノーランを成し遂げようが、

そんなことは関係ない、ただ「強打者」相手に「逃げない」投球ができるか、

その一点だけを目指してメジャーに来て、一日でも長く投げたい。

それだけを願っていたんだ、ということが改めて実感させられました。

「野球は流行じゃない」

選手にとっての真実だと思います。ファンにとっても。

彼を「寡黙」にしたのは誰の責任なのか、イチローを「饒舌」にしたのは。。。

もう一度日本のプロ野球関係者と報道関係者に読み直してもらいたい一冊です。

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2008/07/19

きょうの読了「パラレルワールド・ラブストーリー」

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

旅行に行く前に買ったんだけど、旅行の前に自宅に戻ったらやっぱりありました。

これで何度目の「二度買い」?

まあその忘れっぽさが「ミステリーの再読」を可能にしてるんだけど。

で予備的に持っていったんだけど、思いの他面白かったのでまあいっか。

偽の記憶と真の記憶、過去と現在を行ったり来たり。

どれがホントでどれがウソ?

「悲しみが止まらない」の変形バージョンって感じだけど

友情と愛情、結局どちらをとるべきなのか。

忘れることは逃げることなのか、必要なことなのか。

でも忘れられるから思い出せることもある。

それにしても「自分」って「他人」がいるから「存在」するんだよね。

鏡がないと自分を見ることはできないからね。

(でも二度買いはこれで最後にしたいなあ。。。)

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2008/07/09

今回の読了「チーム・バチスタの栄光」

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599) チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))

なぜか今まで「まだだ」と思って買わなかったんだけど、

今回の旅でなぜか思い出して、成田空港内の書店で購入。

なんでこの厚さ(薄さ)で上下巻?と思ったけど、

白鳥登場を際立たせたかったのかな?

章立てが細かくて、休み休み読むにはちょうどいい感じで、

どんどん先を読みたいと思いつつ、これを読み終わっちゃうと読む本がなくなる

ってことでゆっくりと読み進めることに。

でも結局行きの飛行機で上巻を読み終わっちゃって。

これから先どうなってくのかと思ったら、「火喰い鳥」の登場でどうなってるの?

と思ったけどここまで曲者だとは。

どこまで計算どこまで天然って感じだけど最後にはギリギリのところで。

で読みながら配役を考えてたんだけど、阿部ちゃんが白鳥?

てっきり桐生だと思ってたんだけど。。。

そして最近よくある男の主人公を女にしての映像化。

田口公子って。

やっぱりこういうのって映画→原作の順番だったかな。

で田中が氷室ってありえない。。。

やっぱり田口が田口でしょ?まあ白鳥でもよかったんじゃ。

でもそれじゃお客は呼べないってことなのかな?

マコリンはもうちょっと太めだし、桐生はもっとシャープ。

まあこういうのはやっぱり頭の中で完結すべきなんだろうね。

8/8発売ってことみたいだけどテレビでやったら見るって感じかな。

で次の作品の文庫化はいつ?

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2008/06/19

きょうの読了「アンフェアな月」

アンフェアな月―刑事雪平夏見 (河出文庫 は 13-2)

ドラマもなんとか見終わって、こちらもあわせて読了。

こちらの安藤は相変わらずの「怯える下僕」で、このまま生き続けるのかな。

ドラマがちょっと話を広げすぎて「リアリティ」に欠けてちょっと不満が残ったけど、

こちらはきっちり繋がった。

幼女誘拐から少女連続遺棄事件に発展して、さらなるどんでん返し。

美央ちゃんとの距離感も若干ドラマとは違うけど、可愛いだけの女の子ってわけでも

ないみたいで、ちょっと母親の遺伝子が浮かんできた?

宿題の答えにどう反応したのかな?

で小説は全十作が予定されてるってホント?

途中で死なないでよね、秦さん。

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2008/06/10

きょうの読了「ニッポン泥棒」

ニッポン泥棒 上 (1) (文春文庫 お 32-5) ニッポン泥棒 下 (2) (文春文庫 お 32-6)

並べるとこういう構図になるんだね。

はじめはちょっと「らしく」ない感じに思えたんだけど、

徐々に主人公が「らしく」なってきて、やっぱり大沢節が出てきた感じ。

ハイテク系はあんまりない人だけど、なかなか面白い発想だった。

鍵がカギだとは思ってたけど、ちょっと予想できなかった。

でも全くありえなくはないトリックでよく考え付いたなと。

それに「ヒミコ」の実態も絶妙の発想で、誰かいつか創っちゃいそうで怖い?

でも終わり方がちょっとぼやけちゃって、それだけが残念。

1万通りの自分に会ったらどうする?

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2008/05/10

きょうの読了「マグマ」

マグマ (朝日文庫 ま 27-1)

相変わらずの力作で、今回は「女ハゲタカ」ということですが、

ハゲタカというよりは「掃き溜めに鶴」って感じですかね。

それにしてもこの作者は凄い。今の日本の現状をあまりにも的確に著していて、

思わず「ノンフィクション」なのかと錯覚する程。

相変わらず事故と隠蔽が治まらない原発の実態を見るにつけ、

ホントにこのままでいいのか、日本に真の「恒久エネルギー」は出てくるのか、

この作品が現実のものにならないかと思わずにはいられません。

でも単に夢物語にならず、世界政治、国内での政、財、官の闇についても

赤裸々に暴き出していて、その中で「弄ばれ」ながらも奮闘する主人公に

自分を投影しながら一気に読了しました。

で、実際に「地熱発電」に未来はあるんですか?

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2008/05/01

きょうの読了「無限連鎖」

無限連鎖 (文春文庫)

最近ホントに読む機会(時間はあるんだけど)がなくて、

なかなか読み終わらなかったけど

内容自体は「面白くて」どんどん読みたかったくらい。

とはいっても内容が内容だから「面白い」とはいえないジャンルなんだけど。

アメリカ全土に亘る同時多発爆破テロ。

それも人を狙ったものではなく橋、トンネル、インターチェンジ、港と、

国の「動脈」を悉く寸断する40箇所に及ぶ想像さえしないもの。

300トンのC4爆弾を1000万ドルで購入しての暴挙で、

実際にこんなことが起こったら、なんて想像もできないレベルのお話。

そしてさらには、30万トンもの原油を積んだタンカーを東京湾のど真ん中に

「監禁」して1億ドルの「身代金」を要求するテロまで起こして、

最後は「アンクル・サム」こと中性子爆弾の投下までって。。。

タンカー乗っ取りは船長らの命懸けの抵抗でテログループを殲滅するも

時間切れで核爆弾が投下され、

さらにはアメリカ軍による隠密作戦で死体まで始末されることに。

そしてテロの首謀者は必死の捜索も空しく網の目を掻い潜り、さらなるテロの準備を。

こうしてまさに負の「無限連鎖」が続くことに。

それにしても東京湾ってホントに日本の「心臓」なんだね。

ここが実際に攻撃されたら正に一巻の終わりってこと。

テログループがこの本を読まないことを祈ります。

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2008/03/28

きょうの読了「脳男」

脳男 (講談社文庫)

題名のインパクトから逆に敬遠してたんだけど、古本屋で手に入れてからも

結局読まず仕舞いだったんだけど、ようやく読了。

いろいろ評判はあったみたいだけど、自分的には後半に向けて一気に読み切った感じ。

「自我」を持たず、「感情」を持たず、「痛み」を感じず。

命令されない限り、眉ひとつ動かさない。

炎の中でも逃げ出すということを知らない。

それが殺人をきっかけに「目覚める」ことに。

実戦的な「キラ」となって悪を密かに葬り、そうすることで自我を繋ぎ止める。

罪悪感という感情だけを持って悪夢にうなされながらどこに向かっていくのか。

続編があるんだろうなと思ってたらやっぱりあった。

でもまだ文庫化はされてないみたい。。。

待とうか買っちゃおうか。

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2008/03/23

きょうの読了「のだめカンタービレ#20」

のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス) ラヴェル:ピアノ協奏曲

今回はのだめメインで千秋様の指揮はおあずけ。

マタマタ師弟関係に戻った二人だけど、

キーになったのが上のラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調。

まさに「パン!」と弾けたこの曲にビビッとキチャッタのだめだったんだけど、

よりによってその曲は次のマルレ・オケでルイをソリストに迎えてやる曲だったなんて。

マタマタダークサイドに入ったのだめを引き戻すためにレッスン漬けの毎日。

ターニャと黒木、清良と峰ももう一段階近づいた感じで、

でもまた先走りする千秋に焦りを感じるのだめ。

またもや一気に読み終わっちゃって、21巻は7月だって。。。

待ちきれないねえ。

(ラヴェルのピアノ協奏曲も待ちきれない。早く届かないかな。)

<追記>

アマゾンで待ちきれず池袋の行きつけの店で購入。夜のガスパールも付いてて。

改めて気づいたんだけど、そもそもピアノ曲をオーケストレーションするラヴェルに

ピアノ協奏曲が二曲しかないって不思議。

でもピアノ協奏曲っていうよりピアノもオーケストラの一部って感じで

これはこれでありかなと。

のだめが「これだ!」と思った理由もちょっとわかった気がします。

で左手のために。。。の方は本当にこれを左手だけで弾いてるの?

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2008/03/13

きょうの読了「虚像の砦」

虚像の砦 (講談社文庫 ま 54-5) 破線のマリス (講談社文庫) 砦なき者 (講談社文庫)

ハゲタカの作者という観点より、こちらの作品を意識してしまって。

真山氏はこちらの作品は意識してたのかな。

解説はこちらの作品よりハゲタカの解説がしたかったのかわからないけど

野沢作品は知らないのかな。

それにしてもどの作品もまるで「見てきた」かのようなリアリティある内容で

絶対映像化できない、とか言ってるけど「砦なき者」はドラマ化されてるし、

こちらもできなくはないと思うけどどうなんだろう。

「自己責任」「自業自得」「無敵の笑い」。

実際に現在情報統制が行われているのかわからないけど、

知らず知らずの間に「嘘の真実」を押し付けられてるのかな。

わたしたちは何%の「情報」を認識してるのか。。。

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2007/12/28

これからの予定

大統領特赦 上巻 (1) (新潮文庫 ク 23-21) 大統領特赦 下巻 (3) (新潮文庫 ク 23-22) 最後の陪審員 上巻 (1) (新潮文庫 ク 23-23) 最後の陪審員 下巻 (3) (新潮文庫 ク 23-24) 虚像の砦 (講談社文庫 ま 54-5)

それまでずっとグリシャム作品を読んでいて、ここしばらく作品が出版されてなくて

「もう引退しちゃったのかな?」と思ってたら『大統領特赦』が出て、

ようやく上巻が読み終わったと思ったらもう『最後の陪審員』が刊行って

どうなってるの?

で最後は『ハゲタカ』の真山仁。

それにしてもグリシャム作品に外れが無いのは何ナノかな?

訳がいいっていうのもあると思うんだけど、今年中にまずは下巻を読みきりたいけど。

『虚像の砦』には何時頃たどり着けるか。

来年はまた通勤時間が「短く」なるんで、休み中に進めていきたいけど。

まあ作品が作品なんであっという間かもしれないし。

でも必ず面白いと思ってる本が手元にあってまだ読んでないっていう状態が

一番「嬉しい」時間だよね。

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2007/11/25

きょうの読了「サトラレ6・7・8」

サトラレ 6 (6) (モーニングKC) サトラレ 7 (7) サトラレ 8 (8) (モーニングKC)

5巻まで読んでてしばらく忘れてて、ここのところの漫画映像化ラッシュで思い出して、

いまどこまで進んでるのかと思ったら、8巻でひとまず終了で、

でもneoとしてすでに2巻出てるってことで、6・7・8巻を購入。

6巻では「サトラレ」ならぬ「サトレズ」という存在まで出てきて、

でも違う意味で「サトレズ」な人達が増えてるのもあるけど。

まあそういうのは「サトラズ」というか「悟り」自体を理解してない人達だと思うけど。。。

「サトラレ」といっても男、女、子供、大人、夢、立場、善意と悪意、周りの環境と

様々なタイプをそれぞれの視点で描いていて、漫画として描く以上に

設定をどう持っていってそれをどう表現して読者に伝えるか、っていうことが

こちらの思う以上に大変だっていうのが、巻末の「裏サトラレ」に見て取れて、

これからも頑張って続けていって欲しいと思った次第です。

夢を追いかけること、才能を生かすこと、人として当たり前だと思う生活を送ること、

国益、個人の尊重、社会の目、人との繋がり、親子の絆。

「正直:見せかけやごまかしではないさま。率直なさま。本当のところ。」

これが堂々と見せられる人がどれくらいいるのか。

「サトラセ」の存在が必要なのかな。

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2007/11/14

きょうの読了「のだめカンタービレ#19」

のだめカンタービレ #19 (19) (講談社コミックスキス)

大人買いしてからようやく19巻が発売。

きょう本屋で見つけてあっという間に読了。

でも前回の分を忘れてて18巻を読み直してから。

それでもあっという間に「あの世界」へ。

今回はナツカシメンバーも集まって、またいつもの「てんやわんや」状態に。

パリとウイーンで、黒木とターニャ、清良と峰、ジャンと並木、

そしてもちろん千秋とのだめ。

それぞれの距離感が縮まったり離れたり。

行きたいヨーロッパの二大都市であり、読んでて益々行きたくなる。

のだめの「指揮」はあったけど今回千秋の指揮はリハの一部分だけ。

それにしてものだめの「俺様の音楽を聴け!」は笑えた。

清良の「ニャー」バイオリンも。

あっという間の読了で、次はいつ?で今後の展開は?

早く続きが読みたい。。。

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2007/11/08

きょうの読了「キラレxキラレ」

キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39))

「ハゲタカ」がなかなか読み終えられなかったからずっとオキッパになってたけど

ようやく読了。でも読み始めれば早いんだよね。

Gシリーズが終わらない中、Xシリーズ第二弾の本作。

相変わらず誰が主人公なのか分からないけど、ちょっとだけ出てくる

椙田や西之園の方に気がいっちゃうのは避けられないかな。

でも小川&真鍋のコンビもなかなかいい感じになってきたかな。

でも真鍋キャラ多すぎってはなしも。。。

結局事件的になにが原因でっていうのはいつものように曖昧で終わってるけど

それを森作品に求めちゃだめだって、分からず一番最初にこの作品をとった人は

どう感じるのかな。

でももう萌絵「ちゃん」って感じじゃないんだよね。。。

で、どこまでいけば「終わる」のかな。

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2007/10/31

きょうの読了「ハゲタカ」

ハゲタカ(上) (講談社文庫) ハゲタカ(下) (講談社文庫) ハゲタカ2(上) ハゲタカ2(下) (講談社文庫 ま 54-4)

ドラマを見てから4冊揃えてほぼ二ヶ月。

ようやく読了しました。

原作を読んでみて、改めてドラマの脚本も素晴らしかったことが分かりました。

特に鷲津と螺子工場の関係性はドラマ独自の設定で、見事にストーリーを

生み出していました。

そして原作。

こちらは鷲津対芝野という構図のなかに、二人の女性が絡んで、

それがさらなる深みを生んでいました。

ミカドホテルの再建を受けることになってしまった松平貴子。

鷲津の右腕となりながら一時は敵となり最後は救世主というかお釈迦様のような

存在となったリン。

二人の女性が鷲津政彦という男を影から日向から特殊な関係性の中で

「育てて」いったような気がします。

それにしても会社とはなにか、成功とはなにか、国とは、正義とはなにか。

いままで考えようともしなかった疑問が様々な形で提示され、

その答えを見つけられないままに朽ち果てていく経営陣、企業、そして国家。

膿を出し切るべきなのか、隠し通すべきなのか。

守るべきなのか、壊すべきなのか。

まずはそれを「考える」ことから始める最後のチャンスなのかもしれない。

「破滅(おわり)のはじまり」

この国はもういちど「はじまる」ことができるのか。

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2007/06/27

きょうの読了「パ・リーグ審判、メジャーに挑戦す」

パ・リーグ審判、メジャーに挑戦す

「number」で紹介されていて購入することに。

メジャーには7軍まであって、審判もそれに伴って最下層から這い上がって

最終的にほんの一握りがメジャーの審判になれる、とのこと。

しかもメジャーとその下の3Aでも相当の格差があるみたいで、

3Aの審判はそれだけでは食べていけないって凄いね。。。

日米での審判の立場、ファンの立場、監督の立場、選手の立場といったものが

わかりやすく解説されていて、改めてMLBとNPBが違うものだと認識しました。

「ノーアウト1,3塁でサードゴロ、ホームに投げるかセカンドに投げるか?」

一点もやりたくないからホームへ投げる日本の野球、

大量失点につなげたくないからセカンドへ投げてゲッツーを狙うメジャー。

この例は非常にわかりやすかったです。

あの「ボブ」の真実も興味深かったです。

表面的なことだけで判断してはいけない、という認識を改めて実感しました。

一日でも早くメジャーの審判になれることをお祈りします。

http://old-rookie.seesaa.net/

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2007/05/29

きょうの読了「イナイ×イナイ」

イナイ×イナイ

まだGシリーズが中途半端な中、なぜかXシリーズとして今作品が発表に。

今までの各シリーズとの繋がりといったら「椙田」氏のみだけど、

結局本文中最後にちょこっと登場しただけで、メインキャストは小川と真鍋の二人。

なぜ「Xシリーズ」なのか、「Gシリーズ」はこれからどうなるのか?

最後に「西之園先生」が出てきたけどこれは萌絵のことなのかな?

XとGがどう絡んでいくのか、この作品だけではさっぱりわからない。

雰囲気としてはVシリーズの匂いがするけど、小川と真鍋ってホントに新キャラだよね?

まあ単独作品として面白いかと言われるとちょっと微妙だけど、

読まない訳にはいかないし。今後どういうスタンスでこの作品が位置づけられるのか。

突然書くのを辞めたりしないでね、森先生?

(ちなみに次のXシリーズは「キラレ×キラレ」だそうでだから「X」なのね?)

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2007/05/11

きょうの読了「ハンニバルライジング」

ハンニバル・ライジング 上巻 ハンニバル・ライジング 下巻

「羊たちの沈黙」「レッドドラゴン」「ハンニバル」と読んできて、

エピソード1に戻ったこの作品。

順番的には3,2,4,1っていうことになるのかな?

こうなると1.5バージョンが知りたくなるね。でも今作品はちょっとイマイチな感じ。

確かにハンニバルの少年期を描いてはいたけど、あの「狂気」の根源が結局

分からず仕舞いな感じ。元々の「血筋」なのか、あの「事件」の影響なのか?

そもそもの育ちの良さの源は分かったけど、なぜ「人食い」になったのか?

そこらへんは敢えて書かなかったのかな?

今作では一応逮捕されたけど釈放されて、これから精神科医の道を歩んで、

さらに「殺人鬼」となって一度逮捕監禁されることになるんだろうけど、

その部分は今後のお楽しみってことになるのかな?それがないと完結しないし。

でもやっぱりホプキンスのイメージがあるから、ちょっと小太りな少年を

イメージしてたんだけど、結構細みな感じのキャスティングに映画はなってるみたいだね。

映画はDVDレンタルまで待つつもり。また「エグイ」映像があるだろうけど、

やっぱりあれだけ「日本」を取り上げていて日本人がキャスティングされてないってのは

どうなんだろうね。まあ誰が「紫婦人」をやるべきかはわからないけど。

で結局日本には来てないの?

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2007/04/16

きょうの読了「推理小説」

推理小説

先日のスペシャルドラマを見て、aoiさんのお勧めもあって読んで見ました。

森作品に慣れているせいか、そこまで「アンフェア」だとも思いませんでした。

(森作品はマッタク説明なしで犯人も分からず終わるっていう作品もありましたし)

読み始めは篠原涼子で読んでたんだけど、途中から自分の中の「雪平夏見」で

読みました。

「無駄に美人」

このリアリティのない設定が、小説を読む立場としては重要なんですよね?

ここにも「のだめ」が、ていう汚い部屋の描写。

この設定はどちらが先だったのかな?

ところでドラマはどういう展開なのかな?スペシャルでは「安藤」が裏切り者みたいに

なってたけど、この作品内ではただの出来の悪い?後輩でしかなかったみたいだけど。

映画はまた違う設定で、続編の映画化ってことなのかな。

原作者の秦建日子は一切ドラマには関わっていない。会議にも参加せず、脚本も読んでいない。原作者のブログ2006年3月16日参照。[1] また、原作は第4話の時点で終わっている。

ていうことで、ちょっと見てみたい気もするけど映画も始まってるし再放送はないかな?

(篠原涼子は、「ダウンタウンのごっつええかんじ」に出ている時は、ちょっとしかない

出演場面を楽しみにして見てたんだけど、小室プロデュースの頃はこういう展開も

ありかと思ってたけど、女優になってからは特には興味がなくなってきて。。。

松嶋奈々子は「みなさんのおかげでした」に出てたことは忘れたいと思ってるだろうけど

篠原涼子はどうなのかな?)

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2007/03/31

きょうの読了「不動心」

不動心 Hm32_2

「人間万事塞翁が馬」

「努力できることが才能である」

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」

「無知の知」

「常に100%の力を出し、それを続ける為の備えをする」

「信念は嘘よりも危険な真理の敵である」

松井秀喜ファンとして、聞いたことのある言葉ではありましたが、

松井選手自身の言葉で説明がされていて改めてその意味を実感しました。

この「不動心」というタイトル。

勿論松井選手自身が決めたタイトルだと思いますが、本文中には一度も出てきません。

でも全文を読む中でこれが「不動心」というものか、

というのがじわじわと染み入ってきます。

「チャンスに強い」のではなく、常に100%(決して120%ではない)の力で

望む姿勢が結果としてそういう状態になっている。

そして常に最高の状態であるように「準備」をしている。

動かないのではなく常に「微動」しながら幹だけはぶらさずに物事を進める。

そういった考え方が「不動心」に繋がっていくのだと思いました。

怪我をした時の長嶋氏からの電話の場面ではその情景が浮かんできて

思わず涙が出てきてしまいました。

怪我の直後に病院でヤンキースのユニフォームをハサミで切られる際の気持ち。

痛くてしょうがない中での「ヤンキース魂」の発見。

そんな中でも新たな発見ができることが松井秀喜の強みなのかもしれません。

ちょうどやっていた大阪桐蔭vs常葉菊川の試合を見ながら一気に読み進めて、

試合終了と共に読了しました。

どうしても中田投手のバッティングに目がいきましたが、常葉菊川のユニフォームにも。

「とこはきくがわ」のTとKをもじって見たことのある縦じまのユニフォーム。

左胸の位置に大きくTとKがクロスして、ついつい応援してしまい、結局両校の

堅実な守備の中、中田を強気の攻めで攻略した常葉菊川が勝利。

なにかの暗示でもあるのかな?

野球の話をしながらも常にそれを野球以外の例にも置き換えて説明されていて、

大人にも子供にも読んで意味がある読み物になっていると思います。

小学校時代に王選手が書いた本を読んだ事を思い出しました。

この本を読んだ小学生がいつの日か大リーグの舞台に立っている、というのも

きっとあるのでしょうね。

それが「人間・松井秀喜」の影響力だと思います。

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2007/03/17

きょうの読了「終戦のローレライ」

終戦のローレライ〈1〉 終戦のローレライ〈2〉 終戦のローレライ〈3〉 終戦のローレライ〈4〉

3冊目まではなんとか順調に読み進んでこれたんだけど、

その間に転職をし勤務先が変わって、本来の読書環境「電車内」の

時間的・環境的制約が大きくて一気に進まなくなっていたんだけど、

最後はあまりやらない「自室」での読了となりました。

「第二次大戦と潜水艦と女」

この3つを使って映画の原作を書いてくれ、といった映画監督の思い以上の作品を

書き上げた福井晴敏。

その出来が良過ぎた為に逆に映画が陳腐化せざるを得なくなる、という現象を

産んでしまったけど、そんなことは全然関係ないと感じさせる内容。

「椰子の実」「リンゴの唄」「東京ブギウギ」「月がとっても青いから」「川の流れのように」

その時代を生きたわけではないけど、知らず知らずで聞き覚えのある歌。

ローレライという語は、古ドイツ語の"luen"(見る、あるいは潜むの意味)と"ley"(岩の意味)に由来している。

ローレライというのは、この岩山を表すと同時に、この岩の妖精、あるいはセイレーンの一種でもあり、ドイツの伝承に由来する、多くの伝説群にしばしば結びつけられる。ハインリッヒ・ハイネIch weiss nicht was soll es bedeuten(「何がそうさせるのかはわからないが」という意味)で始まる詩が一番有名であるが、伝わっている物語にはいくつかの形がある。多くの話に共通するモチーフとしては、ローレライとは不実な恋人に絶望してライン川に身を投げた乙女であり、水の精となった彼女の声は漁師を誘惑し、破滅へと導くというものである。

この作品での一つのテーマ足りえる「歌」の存在。

時代を映す鏡とも言われるその存在を経て、語り継がれた「思い」。

とうとうこれで文庫版作品は読み終わってしまったけれど、

暫く冷却期間を経て文庫化を待ちたいと思います。

(書きたいことは山ほどある、ともいえるし、こんな長大作品を簡単には語れない、

とも思えて。。。)

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2007/03/11

きょうの読了「のだめカンタービレ#5-9」

のだめカンタービレ (5) のだめカンタービレ (6) のだめカンタービレ (7) のだめカンタービレ (8) のだめカンタービレ (9)

きのうきょうで5巻一気読みでようやくドラマ版に追いつきました。

それにしても改めてドラマのキャストが原作とぴったりなのに驚きました。

千秋とのだめはいうに及ばず、峰<瑛太>と清良<水川あさみ>(Vn)のコンビ、

黒木<福士誠治>(Ob)、菊池<向井理>(チェロってどう略すっけ?)、

そしてハリセン<豊原功補>とその奥さん<白石美帆>と、

ここまでイメージ通りってなかなかないと思います。

ドラマで音を聴いているので演奏シーンではまさに「音」が聴こえてきて、

絵の迫力と見えない「音」の迫力に圧倒されて思わず体が後ろに持っていかれる

感覚を覚えて、本当にコンサートホールにいる気分になりました。

ドラマではなかった「三善家」(千秋の母の兄の家)のエピソード(6巻掲載)も

新たな「発見」っていう感じで楽しかったし(千秋の音楽の原点を見た気が)。

10巻からはいよいよ新シリーズ(パリ編)がスタート、ということで

この先もホントに楽しみです。

(これからはもうちょっとゆっくり目で読んでいこうと思ってますが、思いとどまれるか)

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2007/02/12

きょうの読了「DEATH NOTE」

DEATH NOTE (12)

ひょんなことから読み始めて、結局三連休で読了となったけど、

あっという間ってことになるのかな。

世間の評判では後半は訳が分からなくなったって感じだったけどそうでもないと

思ったんだけど世間の感覚と違うのかな?

確かにLが死んでキラ対Lの構図が崩れて面白みがなくなった、みたいなことを

言ってる人もいたけど、私的には結構ミサミサとモッチー、

松田と伊出の掛け合いとかに面白さを感じていたので、それなりに楽しめたカナと。

108話に拘るのならどうせなら13巻にしても良かったと思うけど、

13巻は暴露本みたいにしたかったのかな?

本末転倒だけど、もし「L」がいなかったらどんな世の中になっていたのか。

「キラ」が神として君臨して平和な世界が訪れたのか。

「L」が「キラ」の邪魔をしたからおかしな展開になったけど、それがなければ

順調に「削除」がなされて、「悪人」はこの世からいなくなったのかも。

ミツバの作業は確かに私利私欲に塗れたものだったけど、

テルの判断も途中までは間違っていないと思うし、

それを修正した「キラ」の指摘も間違っていないと思うし。

ていうか「L」がいなければそもそもミツバやテルには縁がなかったと思うし。

もし「キラ」が本当に誰の目から見ても「悪人」しか殺さなかったとしたら。

そのとき彼を裁けるものがいたのか。

で、ミサミサのその後は。ライトのことは知らされたのか。知ってどう行動したのか。

ラストシーンの女の子はミサミサなのか。

結構モッチーと結婚してたりして。

でもやっぱりライトの顛末がああいう結果なのは正直辛かった。

ライトには最後まで「キラ」でいて欲しかったし。

あれじゃあ火口と変わらない。

まだ映画の後半は見てないけどあの感じだとやっぱり

「キラ」対「L」で完結させるんだろうね。

そっちはもう少し我慢してテレビ放送を待とうかな。

アニメの方はどこまでやるのかな。

本線とは違うけど結局ライトにとって本当に好きになった女性っていたのかな?

付き合った数は相当数だと思うけど、ミサも高田もそれ以外の女の子も

ある意味「装飾」「道具」でしかなかったのかと思えるし。

読了してちょっと「金の卵を産む鶏」の腹を割いちゃった感じだけど、

アニメと映画をもうちょっと引き伸ばして楽しみたいと思います。

読んで無い人も読んで損はないと思います。

(それにしても漫画って安過ぎだね。。。確かに映画化、アニメ化で儲かるとは思うけど

漫画単体じゃ労力に対しての対価として割に合わないと思うのは私だけ?)

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2007/02/06

きょうの読了「ηなのに夢のよう」

ηなのに夢のよう 「ηはイータと読みます」

Gシリーズの第6弾となるこの作品。

今までのシリーズは5作出て、短編集を挟んでさらに5作、という流れだったんだけど、

今回は一気に6作出て、次の作品「イナイ×イナイ」はまた別みたいで、

内容的にも「転換点」となる作品なのかな?(帯参照)

シリーズが進めば進むほど感じることなんだけど、

例えばこのGシリーズから森作品を読み始めた人はどれくらい「理解」をしているのか。

確かに一つの作品としての謎ときも楽しみのひとつだけど、

このシリーズは特に所謂「解決」というものがない。

本作なんか結局真相は全く明らかにされない。

でも最初のシリーズから読んでいる者にとっては、本当に大事な作品だと思う。

主人公のひとりである「西之園萌絵」が長い間封印していた過去の惨劇の実際。

その背後に見え隠れする「四季」の存在。

そして「東馬」との別離。

まるで自分の役割が終ったのを悟ったかのような最後。

(以前イタリア旅行をしたときに通りすがりの人にむりやりつけられたミサンガが、

帰国して家に帰った途端に切れたのを思い出した。)

いろんなことに決着がついた今作だけど、でもまだまだ先があるのは

もどかしくもあり、たのしみでもあり。

「ラブちゃん」と「金子勇二」の決着にもホッとして思わずこちらも笑顔になる。

犀川先生もなかなかロマンチストになってきて。

次作では萌絵はもう東京に住んでるのかな?W大ってもしかして母校?

結局諏訪野との二人暮らしは変わらないみたいだけど、

犀川先生も付いてきちゃったりして。

「じゃあね、出しておくよ」

「え、何をです?」

「月を」

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2006/12/19

きょうの読了「川の深さは」

川の深さは

「亡国のイージス」読了後、古本屋にて福井作品を探していたところ、

「トゥエルブY.O.」を見つけ、その巻末解説を読み、これはこちらを先に読まねばと、

近くの本屋にこちらを捜し求めて手に取った次第。

でも探した甲斐がありました。

大沢在昌氏が惚れ込むだけのことはあると思い、そしてこれがデビュー作だと

いうことを忘れさせるほどの完成度、そして「亡国のイージス」へと続く基礎になった

作品ということで、改めて凄い作家だということを遅まきながら認識しました。

行と仙石を思い出す保と桃山の関係性、北の脅威と秘密組織の暗躍、

危機感の欠片も無い日本国民。

すべてがここから始まったことを知り、ますます今後の展開が楽しみになりました。

野沢尚著の「破線のマリス」に惜しくも江戸川乱歩賞を奪われるも

吉川英二新人賞を獲るのも納得。

明日からは「トゥエルブY.O.」を読む予定。

そのあとはローレライか。ちょっと他の人の作品も読まないとかな?

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2006/12/06

きょうの読了「手紙」

手紙

映画化されて「タイヨウのうた」と同じキャストだったので

ちょっと被った印象があったんだけど、勿論別物でした。

ちょっと「白夜行」の雰囲気もあったけど、そこから何とか抜け出して、

必死で「普通の」生活を送ろうとする主人公を見舞う幸福と絶望。

もし友達の兄貴が殺人犯になったら、自分はその友達とどう接するのか。

自分の娘が、殺人犯の兄を持つ男の娘と遊んでいたら。

会社の同僚だったら。メジャーデビューを目指すバンドのメンバーだったら。

自分の母親を殺した犯人の弟に会ったら。

引ったくり犯の両親が訪ねてきたら。

自分には関係ないと思っていても、もしかしたら明日どれかの立場になる可能性も

0%とは言い切れない。

「差別はね、当然なんだよ」

自分に不利益だと感じる人間を避ける。

動物としての防衛本能。

社会という秩序を守る為の方便。

被害者と加害者。そして被害者の家族と加害者の家族。

この作品の中では加害者の家族を追っているけど、

被害者の家族もまた別の不幸を背負いながら生活している。

場合によっては加害者がどういう罰を受け、どういう生活をし、

いつ出所し、いま何をしているのかも分からない、という状況も多いと聞く。

この作品が犯罪を犯そうとしている人間に一歩前で踏みとどまらせる

「枷」になってくれるのを願います。

そして一人でも直貴のような人間を作らないことを。

(それにしても映画はお笑い芸人を目指してたの?)

(由美子はもっとブスなイメージだったんだけど、まあそういうキャストでいく訳には

いかないよね。。。)

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2006/12/01

きょうの読了「亡国のイージス」(ネタばれ)

亡国のイージス 上  講談社文庫 亡国のイージス 下  講談社文庫

原作小説とその映画化、ドラマ化。

原作漫画とそのアニメ化、実写化。

先日のテレビ放送された映画化作品「亡国のイージス」。

見たときはそれなりに感動もし、実際の艦船を使った映像も凄いと思ったけど、

原作を読み終わっての感想は、原作の一割も描けてない作品だったんだと感じて、

やっぱり大作小説の映画化はありえないな、と実感してしまいました。

行と仙石、宮津と竹中、渥美と宮津夫人、ヨンファとジョンヒ、安藤と宗像。

特に最後の行と仙石の再会の場面までカットして、一体何を表現したかったのか。

無理なものは無理と諦めて、今後は映画化なんて馬鹿なことは考えないで欲しいと。

かつては「ホワイトアウト」を読んで感動し、当時は好きだった織田雄二がぜひ

自分が主人公で映画を作って欲しい、といって作った映画を映画館で見て、

あまりの酷さにそれ以来織田雄二も嫌いになったことがあり、

本作も先に原作を読んでいたら絶対ブチギレテたであろうと思って先に見て良かったと。

今まで唯一原作を厳密に追ってさらに映像として面白みを増した作品としては

「羊たちの沈黙」だけだと思っていますが、

これ以上の成功作品にはまだ出会ってません。

でも映画を先に見て良かったと思って原作を見てガッカリってことはないので、

良い作品に出会うきっかけ作りという意味では存在価値があるのかな。

「サトラレ」はやっぱりテレビで映画を見て、すぐに原作を読んでさらに感動し、

ドラマ化作品に怒りを覚えと、結構振り回されましたが。

今は「DEATH NOTE」と「のだめカンタービレ」をアニメとドラマで見てますが、

まだ原作を読んでません。

どちらもなかなか面白いと思ってますが、漫画の場合絵の感じが思ってたのと違うと

また別物になったりするので、難しくもありますが。

とりあえずそれぞれ終ってから原作を読もうと思ってます。

でも展開を知って読むのはなあ。。。とも思ってるんですが。

きょうは早速福井氏の処女作とその続編としての作品を買いました。

これも楽しみです。

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2006/10/19

きょうの読了「少し変わった子あります」

少し変わった子あります

文藝春秋に連載されていたものが一冊になったらしいけど、

これをリアルタイムに読んでたら次が待ちどおしくてしょうがなかっただろう。

こんな出会いが本当にあったらやっぱり嵌っちゃうんだろうな。

この本はなかなか説明してオススメするのは難しいけど、やっぱり読んでみて、

っていいたくなる作品です。

いつもどおり全部は説明しないけど、そこを補うのが読者の力?なのかも。

それにしても一度でいいからこんな食事をしてみたいかな。

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2006/10/13

きょうの読了「東京タワー」

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

年明けに手に取って、さくじつ漸く読了。

それにしてもここまで掛かるとは。。。

あまりにもいろんな人の”オススメ”で、そうなると天邪鬼な気性が災いして、

手に取るまでも結構かかって、漸く手に取ってからもなかなか読み出せず。

やっと読み出したと思ったら、なぜかなかなか話が見えず、なんでみんなあんなに

「泣ける」っていってるのかと不思議で、また中断してしまう。

ボストンにも持っていったんだけど、そこでも少ししか進まず、

こちらに戻ってから漸く真剣に読み出して、それからはあっという間に読了。

マー君とオカンが同居した辺りからだんだんと、「ああ、ここからが泣き所なんだ」と

思うと同時に、自分の境遇にだんだんと近づいてくる感じがして、

これがなかなか読み進めなかった原因だったのかと。

マー君もオカンもどちらも本当に苦しい時期を経て最後を迎えたけど、

わたしの場合結局最後まで本当に辛そうな場面をみることなく逝ってもらって、

それも「オカン」の配慮だったのかと、改めて感謝の思いを胸に、

その場面を読みました。

病室でナイターを見たこと。

大好きだったお寿司をお土産に持っていったこと。

マッサージを気持ちよさそうに受けていたこと。

たくさんの癌関連の本。

たくさんのCD。嫌いだったたれパンダ。

元気だった頃よくいった美術館。

弟が買った、車椅子が乗れるような大きなワゴン。

結局は生きて乗ることがなくて病院から家まで送る為だけになったワゴン。

最後の夜、兄弟3人で四本線の川の字で寝たこと。

その場面は電車の中だったので、号泣とまではいかなかったけど、

いろんなことが思い出されて、逆にそういう経験の無い人の方が泣けるのかな、と

ある意味冷静に読めたのかと。

「確実に訪れることがわかっている恐怖。ボクが一番恐れていること」

今もまだ実感が沸かないけど、その恐怖を和らげてくれたのもやっぱり

母親の愛情だったのかな。

わたしの歩き方がいつも変だ変だと言われたことがなぜかずっと気になっていて、

それ以来どうしたら綺麗な歩き方になるか、日々努力?して、

今では少しはサマになってるかなと思ってるんだけど、どう見えるかな?

お母さん。

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2006/10/05

きょうの読了「メデゥサ、鏡をごらん」

メドゥサ、鏡をごらん

彼の作品は岡嶋二人名義の「クラインの壺」以来二作目となるが、

この結末は。。。な感じで、「えっ、これで終わり?」って感じで、あまりにも消化不良。

ネタばれ覚悟で書きますが、結局これは呪いなの?誰の誰に対する?って感じで

全く意味が分かりません。ジャンル分けできない作品とのことですが、

やっぱり結末を読者に求めちゃダメな気がするのはわたしだけでしょうか。

作品の中で「主人公」が言ってる不可思議なことは何一つ解決してないし、

これを読者に委ねたとしたら反則というか職場放棄。

確かにあの文字フォントの違いのトリックはちょっと吃驚したけど、

肝心の謎が全て有耶無耶で、これでは評価のしようが無い。

答えを求めない寛容な方にはオススメしますが、

池波志乃さんの意見には賛同できません。

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2006/09/29

きょうの読了「殺人の門」(ネタ晴らし)

殺人の門

はっきりいって東野圭吾という作家が分からない。

わたしの場合、結構不幸な主人公であればあるほど自分に置き換えて読んでしまい

何度も途中で読むのを辞めようと思いながら結局最後まで読み終えてしまった。

何度も酷い仕打ちを巧妙に仕組まれ、裏切られていたことに気づく度に

また更に傷つき、でもまたいつの間にか別の手段でどん底に落とされ、

結局どんな終り方になるんだと思ったら、とうとう最後まで彼の呪縛に囚われて、

主人公の人生はなんだったのか、この作者はなにが言いたかったのか、

まったく分からなくなってしまった。

流れ的には「白夜行」と似ているけど、この作品には全く「救い」というものがない。

それにしてもここまで他人の人生をコントロールできる人間がいるとは、

想像がつかない。

はっきりいって他の人にこの作品を読むことを薦めるのは難しいことだが、

幸せでしょうがない、ていう人に、少し免疫をつける意味で読んでもらうくらいかな。

でもできれば読まないほうが幸せな気がする。

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2006/09/16

きょうの読了「λに歯がない」(ネタばれ)

λに歯がない 「ラムダに歯がない」と読みます。

Gシリーズの第5弾の本作品。

未だにこのシリーズの本質が見えてこないけど、久々の犀川&萌絵の関係に

進展が見られて?そちらの方に気がいってしまいましたが。

いつものパターンではこの後短編集が入って後半5作品の10作品シリーズということに

なるわけですが、今回はどうなるのか?

「ラムダ」が「カクレカラクリ」でいうところの「インキ」と同じような使われ方をしている

時点で、ちょっと今までの流れとは外れた事件だったみたいだけど、

真の「犯人」(がいるのかは分からないけど)の意図が全くまだ見えてこない。

今後明らかにされるのか、このまま謎のままなのか、とも思うけど、最後はきっちり

何らかの解決?に至っている森作品だから大丈夫だと思うけど。

それにしても海月って何者?

「そりゃあ、事後には言えないよ」

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2006/09/09

きょうの読了「カクレカラクリ」

カクレカラクリ―An Automation in Long Sleep

本屋で買うと帯が付いていて、下の「ヒロシ」が隠れちゃってるけど、

それはそれでOK出したのかな?

あまりコラボのことは意識しないで読んでいて、なんでやたらコカコーラが出てくるのか、

なんで120年なのか、とかちょっとボケてたけど、途中から、そうか、タイアップか、

と気づいて、ナルホドと。

森博嗣初映像化作品ということで、配役もチラッと見ちゃったんだけど、

頭の中では違う人物が演じてました。

花梨はちょっと西之園萌絵に被りつつ、ちょっと抑え目な感じで、

玲奈はかなりお転婆な感じで、「なっちゃん」でも2世代前の田中麗奈が

良かったかな?(デビュー当時のね)

話の方は森マニアよりやはり一般ピーポーを意識して書かれた感があり、

いつもより多少「分かりやすく」書いているみたいで、謎解きも敢えて簡単にした

みたいな印象を持ったけど、やっぱり最後は驚かせてくれましたね。

何世代にも渡る真知、山添両家の確執も綺麗に取りさらわれ、

すっきりした読了感はどの作品を読んでも間違いないですね。

て言ってる隙にもう次の作品が。こちらもすぐに読了しちゃうと思うので、

また記事up致します。

karakuri120 ← こちらが記念HP

TBS「カクレカラクリ」 ← こちらがドラマHP

ちなみに、

「カクレカラクリ」について、いくつか同じようなメールをいただいた。いわく、「どうして、今まで拒んでいた映像化を急に引き受けたのですか?」との質問。
 第一に、今まで映像化を拒んだことは一度もない。拒否したとしたら、それはその中の条件に対してだ。
 第二に、この作品は、映像化のために書いたわけではない。したがって、質問には答えようがない。
 コカ・コーラがスポンサである、という点が面白かったし、もちろん、スポンサ料をいただくビジネスとしても興味があった。条件としても悪くなかったので引き受けた。その条件には、120年がキーワードになっているとか、ちょっとした要求事項がいくつかあった。その中に、TVでドラマ化する、という条件があった、というだけである。僕自身はドラマにも、その脚本にも一切関わっていない。
 最も注目したのは、小説作品をこのようにコマーシャルに組み入れる試みに関してである。小説にそれを求めた、という点は、それなりに評価されているわけで、光栄なことだし、できれば期待を裏切らないように、との責任も感じた。
 たとえば、過去に、「星の玉子さま」で、僕はちょっとした実験をした。あれも、宣伝や低価格などが、どれほどの効果があるものか知りたかったからだ。それとよく似ているかもしれない。試してみないとわからないことは、機会があれば試してみたい。もともと実験が大好きであり、実験を中心に展開する研究分野にいることも、類似の興味からだろう。

こちらが森氏の質問への回答。そういえば犀川先生がコーラ好きなのは有名。

森氏もそうなのかな?

<追記>

ドラマの方は最初の30分で見るのを止め、そのまま見ず。

ちょっとブログを検索したら、演出家?のブログが炎上とのこと。

とりあえず最後のカラクリをどう表現してるのかと思って見てみたら

全くその場面はなし。見なくて良かった。。。

これ見たらもう二度と森作品の映像化はないな。っていうかなくていい。

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2006/08/10

きょうの読了「上機嫌の作法」

上機嫌の作法 上機嫌の作法

著者:斎藤 孝
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

本屋でなんか無いかなあと探していて、帯の「ふっきり上手」という言葉に魅せられて

購入。

まあ自分的にちょっと不機嫌な感じが長引いてるなあと感じていたので、

何かのきっかけになればと。

「不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけ」

そうなんだよね。改めて自問すると、ちょっと恥ずかしい。

ていうと亀田は赤ん坊だからオムツとおしゃぶりは間違ってなかったてことだね。

「上機嫌はバカ、不機嫌は知的という誤解」

高田純二はバカじゃない?細木数子は知的?

「「プライド」「無気力」は、ネガティブパワー」

これってなかなか捨てられないし、楽な方に向かっちゃうんだよね。

「からだを上機嫌モードにする」

①目を見る②微笑む③うなずく④相槌を打つ

これだけを意識するだけでもなんとなく相手との距離感が近づく感じに。

「上機嫌力の根本にあるのは「ふっきる」ことです」

①断言力②想像力③自分を笑い飛ばす力

この③について結構そうだなあと共感できました。

そして、「上機嫌力」を持つ人々として、

新庄剛志、長嶋茂雄、黒柳徹子、淀川長治。

一見「天然」とみえる人たちだけど、それだけではない「自分を客観視できる感覚」を

持っている。ていうことなのかな。

本にはなかったけど、宮里藍、そして松井秀喜選手は、満足できないプレーを

振り返るときも、自分以外の選手の解説をしているように自分を客観視して、

失敗は失敗でその場で「ふっきって」次のステップに進む、っていう強さを持ってるなあと。

松井選手はあの怪我の後でさえ、すぐに復帰するにはどうしたらいいかを考えて、

今までの連続出場記録なんて過去の事として「ふっきって」、いかにこれからの時間を

有効に使うかを考え出す。まさに「上機嫌力」の達人だなと、改めて感心しました。

あと、「テンポ」の大切さ。

この前見た「スイングガールズ」のテンポのよさと、女子高生たちの吹っ切れた明るさ。

そういったものに惹かれてついついみんなが見ちゃったんじゃないかと。

そういった意味で「ゲド戦記」がイマイチなのもそういったテンポ感、突き抜け感みたいな

ものがないからなのかな。

今はまさに「不機嫌の時代」で、周りに気を配る、という感覚が失われつつどころか、

もう無いんじゃないか、っていうような状態だけど、そうだからこそ「マツケンサンバ」や

「あるある探検隊」みたいなリズムと馬鹿さ加減に惹かれるんじゃないかと。

いま「リズム天国」っていうゲームが売れてるみたいだけど、そういったものが

売れる時代なのかも知れないね。

まあ亀田一家にこれだけ批判が集まるのもまだ日本にそういった感覚が残っている

証拠なのかと思って、もっともっと「上機嫌な」人が増えることを、まず自分から

始めたいなと思っています。

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2006/08/05

きょうの読了「発火点」

発火点

たまたま古本屋でまだ読んでない作品だったので購入し、でもその時は

「ブレイブストーリー」を読んでいたのでそれが終ってから思い出して読み出す。

が読んでいくうちになぜか「ブレイブ」に被ってくる。

微妙な関係性の違いはあれど、少年と父と母ともう1人の関係、事件と、

まるで「ヴィジョン」のない「ウツシヨ」だけの「ブレイブ」みたいだなと、

そしてワタルのその後の人生?みたいな。

まさかこの二人の作家に限って、とは思うけど、そんなに被るような内容でもないと

思うんだけど、どうなのかな?

ちなみに「発火点」は2002年7月、「ブレイブ」は2003年3月刊行。

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2006/07/06

きょうの読了「ブレイブ・ストーリー」(下)

ブレイブ・ストーリー (下)

+16日掛かってようやく全てを読了。

宮部作品は、完全なる善というのはなく、必ずその中に悪の要素を取り入れる。

一面では悪であっても善な部分を持たせたり、善側の人間に悪意を抱かせたり。

このお話のテーマも人間あるいは社会は善だけでできているのではなく、

必ず悪の要素が存在し、その対極として善の存在がある、といっている。

そのバランスをいかにとって生きていくか、ということが人生のキーになっている。

そしてそのバランスが崩れた時にそれを気づかせてくれる存在がいるかいないか、

ということが人生を踏み外すか踏みとどまれるかの境目になっているんだと思った。

読み進める内にだんだん自分がミツルになっていることに気が付いて、

その最後の姿に愕然としたけど、気が付けばミーナやキ・キーマ、カッツのような

存在がいることも思い出せた。

イアンソープもいってるけど、他人は変えられなくても自分は変えることができる。

自分の意思で。

次の作品が何になるかわからないけど、すぐまた”再びあいまみえる時まで”。

(とりあえず映画公開前に読み終えたけど、映画はどうしようか。。。)

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2006/06/22

きょうの読了「ブレイブ・ストーリー」(中)

ブレイブ・ストーリー (中)

結局12日かかって中篇読了。

その間にTVCMで結構見ちゃって、やっぱりイメージは付いちゃう。

映画のHPも結局見ちゃったけど、お父さんこんな太ってない。。。

北陽とインパルスもいらない。

ワタル、キ・キーマ、カッツまではいいけど、ミツルはちょっと。。。

ミーナの絵もちょっとね。。。

で、中篇はほとんど「幻界」だけど、流石ゲーマーの宮部さん、本領発揮って感じ。

結構重たい、考えさせられる場面も多いけど、やっぱりお母さんとの再会の場面が

一番グッときました。

いよいよ下篇だけど、まだまだ厚いね。映画公開前に読了できるかな。。。

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2006/06/10

きょうの読了「ブレイブ・ストーリー」(上)

ブレイブ・ストーリー (上)

まずは上巻読了。

テレビでアニメ映画?のCMをやっていて、あまりイメージを作りたくなかったので

極力見ないようにしてたけど、この話のターゲット世代はどの変なのかな。

子供がイナクナルっていうのは昨今の状況ではちょっとある意味リアルに感じて

夫婦と親子の関係とかちょっと子供向けではない環境でもあって、

今のところはちょっと重いというか嫌な方向に向かってるなあ、と思ったら、

”幻界”編に突入して、ちょっと一安心って感じかな。

まあ宮部作品ということで、どうにもならない結末にはならないと思ってるけど

早く先が知りたい。(でも読むのは電車の中だけ。。。)

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2006/05/22

きょうの読了「εに誓って」

εに誓って Book εに誓って

著者:森 博嗣
販売元:講談社
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Gシリーズの第4弾であるこの作品。

ずっと分からなかったこのシリーズ名だけど、

「Φ」「Θ」「Τ」「ε」と希臘文字のGシリーズなのかと、ようやく気づく。(って本当?)

このシリーズは一話完結っていうよりシリーズを通しての「四季」の影を追って、

シリーズ完結時にその真相が明かされるって感じで、まだまだ話の途中って感じなのかな。

山吹が姉貴に叱られる、って落ちを予測できたことが、今回の収穫かな。

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2006/04/25

きょうの読了「マネーボール」

マネー・ボール Book マネー・ボール

著者:マイケル・ルイス
販売元:ランダムハウス講談社
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「なぜヤンキースの3分の1の年俸でアスレチックスが同等の勝利数が得られるのか」

ヤンキースファンのわたしとしては、読まずには居られずようやく読了。

わたしが気になった点は以下の3つ。

・「ベースボールというものは、ビジネスというより、社交クラブとして成り立っている」

そういう目で見ると、ここ何年かのプロ野球の騒動について、納得がいく。

野球界という社交場に、金だけもっているホリエモンが受け入れられなかったのは

当然のはなしなのだ。

・なにに重きを置くかで、価値観というものは全く変わってしまうという事実。

あるチームで全く評価されていない選手が、アスレチックスでは一番の評価を得、

そして実際に活躍してしまう。

・ひとというものはいかに既成事実に囚われるものなのか。

どんなに結果が残っても、自分たちの固定概念を覆すものは絶対に認めようとしない。

かつてのヤクルト監督時代の野村監督は、どの程度データというものを活用し、

結果につなげていったのか、それがどうして楽天ではできないのか、

真の「優れた野球選手」とはどういった選手をいうのか。

考えれば考えるほどまた野球というものに興味が沸いてくる。

ちなみに本書は野球に疎いイギリスでも好評で「これまでに書かれた最上の

ビジネスブック」だといわれているそうだ。

私自身の一番すきなエピソードは「エピローグ」のジェレミーブラウンのくだりです。

(もっともっと言いたい事はあるんだけど、文才ないなあ。。。)

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2006/04/13

きょうの読了「白夜行」

白夜行 Book 白夜行

著者:東野 圭吾
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2002年5月の初版が手元にあるんだけど、確か買ったときには

途中で止めたらしく、質屋が舞台になってる、くらいの認識しかなく、

テレビドラマになる話を聞いて、「そういえばあれ読んだんだっけ」と

ずっと気になっていて、尚且つ実際の本は実家にあることがわかり、

だけどそれを取りにだけ実家に帰るのもなあ、と思ってて、

結局ドラマが終わったあとに漸く実家に帰って手にし、きょう読了。

今おもうに、最初に読んだ時はよくわからないはなしだとおもって、

途中で読むのを止めたのではないかと。

ドラマは原作と違う、というのが結構話題になっていて、

今読み終わって、確かに違うシチュエーションはあったけど、

なかなかわかりやすく表現していたんだなと、改めておもった次第。

原作だけを読んでたら、だれが主人公なのか、亮司と雪穂の関係とか、

なかなか気づかないと思ったけど、ドラマはまずその関係性を追い続けていた感が

あり、原作よりは親切だったのかと。

ドラマでは原作では書かれていない二人のエピソードは、なかなかの演出だと

改めて思いました。

原作だけだと二人の異常性だけが印象にのこるけど、もうちょっと伏線を表現しても

いいかな、と思う部分を、ドラマでは前面に出していたんだと。

めずらしく原作を昇華させたドラマだったのかな。

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